ここ最近新しくクライアント様になられた、静岡県のある塾長様と

　良く話し合うことがあります。

 

 

　このクライアント様のすぐ近くに、他塾(名前は伏せます)が進出

　してきました。

 

 

　地域ビジネスである以上、競合は避けては通れないものの、

　やはり他塾の新規開校はどうしても気になるところです。

 

 

　新しいエリアへの新規開校の際、必要要素は「料金」「広告宣伝」

　にありますし、ちょうど夏期講習販促機会とも合致しますから、

　思い切った講習料金設計をしてくる可能性もあります。

 

 

　他塾の新規開校により、市場バランスが崩れるのは避けては

　通れないものです。

　そうであるならば、そのバランスの崩れをできる限り最小限にする

　ことが重要です。

 

 

　このまま停滞路線に入るか、それとも市場内に確固たる地位を

　築き、チャンスにできるのか、正念場でもあります。

 

 

　上記のクライアント様も同様で、

　「市場内に確固たる地位を築きたい…。」

　「これまで自己流で行ってきた塾経営や教室運営を改善したい…。」

　そうした思いから、弊社へ依頼をされました。

 

 

 

 

　どうしても顧客は目新しいサービスに興味を持つものです。

　そのうえで、今通っている塾のサービス状況や水準を考えて、

　不安や不満があるのであれば、転塾や退塾も検討するでしょう。

 

 

　特に講習機会は転塾や退塾ニーズも起こりやすい時期ですから、

　尚更のことです。

 

 

　しかし、逆にこのサービスの水準に満足であれば、たとえどんなに

　他塾が新規開校してきても、心が揺さぶられることはありません。

 

 

 

 

　では、上記の2つの違いはどこから生じるものなのでしょう。

　それは当たり前のことですが、

　「顧客が通塾価値を実感できているかどうか」です。

 

 

　弊社ではこの通塾価値を高めるために、6つの運営戦術をシナリオ化

　し、コンサルティング時、常に進捗状況を確認する時間を設けて

　います。

 

 

 

 

　その6つの運営戦術とは以下のことを指します。

 

　─────────────────────────────────

　■「成績を上げる」ための運営戦術。

　■「志望校に合格させる」ための運営戦術。

　■「生徒の居場所づくり・存在価値を高める」ための運営戦術。

　■「保護者を安心させる」ための運営戦術。

　■「内部紹介活性化、見える化、退塾防衛」のための運営戦術。

　■「市場認知度を高め、問い合わせを増やす」ための運営戦術。

　─────────────────────────────────

 

 

 

　上記はどれも当たり前のことですが、この当たり前の通塾価値、

　運営戦術を実施できていない、または中途半端になっているところ

　が多いのが現状です。

 

 

　例えば、

　あるクライアント様は、「成績を上げる」ための運営戦術を徹底

　して高めるために、毎月1回の成績会議を開催し、生徒さんの

　成績カルテをもとに、対応アプローチを共有しています。

 

 

　例えば、

　あるクライアント様は、「成績を上げる」ための運営戦術を徹底

　して高めるために、自己流に走らないように、明確な授業モデルを

　徹底、共有、チェックしています。

 

 

　例えば、

　あるクライアント様は、「志望校に合格させる」ための運営戦術

　を徹底して高めるために、中1の早い段階から志望校調査を実施

　したり、全体のガイダンスを開催したりし、入試情報の提供に

　率先して動いています。

 

 

　例えば、

　あるクライアント様は、「生徒の居場所づくり・存在価値を高める」

　ための運営戦術を徹底して高めるために、目標管理の仕組み化、

　表彰式の盛り上げを行っています。

 

 

　例えば、

　あるクライアント様は、「保護者を安心させる」ための運営戦術を

　徹底して高めるために、通塾成果のフィードバックの仕組み化に

　積極的に動いています。

 

 

　例えば、

　あるクライアント様は、「内部紹介活性化、見える化、退塾防衛」

　のための運営戦術を徹底して高めるために、ロイヤリティー分析を

　定期的に実施し、対応アプローチを共有しています。

 

 

　例えば、

　あるクライアント様は、「市場認知度を高め、問い合わせを増やす」

　ための運営戦術を徹底して高めるために、折込チラシの校正を変更

　したり、継続的に門前配布を実践したりし、その塾の理念、

　市場優位性や信ぴょう性、塾内の見える化、敷居の低い集客イベント

　の定期開催を積極的に行っています。

 

 

 

 

　上記のクライアント様全員は、おかげさまで集客状況も堅調で、

　他塾の新規開校があっても、その影響はありませんでした。

 

 

　あなたの塾ではいかがでしょうか。

　上記は一例ですが、あなたの塾では6つの通塾価値を高める運営戦術

　として何を徹底しているでしょうか。

 

 

　今は集客ミックスの時代ではありますが、きちんとした意図を

　持って通塾価値を生み出している塾は本当に強いです。

 

 

 

  

　あなたの塾ではいかがでしょうか。

　もっと詳細を聞きたいという方は、一度お気軽にお問い合わせ

　くださいませ。あなたからのご相談、心よりお待ちしております。

　

　

　

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