       ■学習塾経営 集客成功のカギは「同士化」にある！
生徒数が増えたり、教室規模が大きくなったり、教室数が増えたり するとどうしても経営者が悩むことの1つが『部下育成』ではない でしょうか。
集客で成功するために必要な要素は、単純に言うと「設計」 「シナリオ」「担保」「同士化(対顧客、対スタッフ)」にあると 考えています。
今号では経営者が悩むことの1つである『部下育成』に関して、 特に対スタッフとの同士化について述べていきます。
教室や会社全体で固めたシナリオをどう現場に落とし込んでいく のか、同士としてともに動いてもらうように指示していくのか (指導していくのか)(伝達していくのか)は、上長の腕の見せどころ です。
ただ「これをやりなさい」と指示しても、それは命令でしかなく 強制でありますからなかなか思うような成果を得られないでしょう。
どうしてそれが必要なのか＝目的意識、理念の再確認
どうやってそれを行動していくのか＝具体性
自らの体験談を伝える (＝失敗談や苦労話、そこから学んだこと、だからこの行動が必要 だと確信している)＝共感性、信ぴょう性、納得性
定期的な進捗確認、誰に報告、相談するのか＝進捗性、報連相
相談は真摯に耳を傾ける、いつでも相談してほしいことを伝える ＝親和性
その行動を通して講師の夢はどう実現されるのか(成長できるのか) ＝成長訴求、担保性
これらの行動は成果に繋げるのに簡単なことではないが、 私たちならできる、私達にしかできないことだ ＝同士化、部下を持ち上げる
最後に、力を貸してほしいとお願いする＝協力性
(場合によっては「達成できたら報酬を出す＝報酬性」も追加であり)
これらのことは、あなたが生徒指導の際に十分気をつけている 基本的なことでしょう。 こうしたことを１人称で語ることが、いま部下育成で悩んでいるの でしたら、あなたの塾には必要だと考えています。
「会社から言われたから」とか、「上長に言われたから」だとか ではなく、自らの言葉として、自らの体験談もおりまぜて具体的に 部下の方に伝えていくことが肝要です。
相談に来たり、進捗報告したりしてきた部下には 「有難う」「助かるよ」と声をかけ、その行動を認め、持ち上げ、 傾聴し、共に考え、それでも部下の方に答えが出ないとき、 「さらにここをこうするともっと良くなるよ」と伝えることも 必要です。
部下育成は忍耐が必要です。 上長が負の感情で感情的になると、部下は離れていくだけです。
そうでないと「言ったはいいが行動しない」という状態になるだけ です。 コア(核)となる部分だけを伝えて、それを自分でイメージして 行動できるのであれば、そういう部下はあなたの塾ですでに強力な 右腕、左腕になっているでしょうし、幹部候補や教室の中心的存在 にも十分なっていることでしょう。
そのような部下は、言い方は悪いですが、まだまだ少ないと 思います。 ですから、再度私も含めて全員で思い返してみる必要があるのです。 自分たちの部下への伝え方は部下をやる気にさせているのかどうか、 部下と同士になっているのかどうかを。
どうか「スケジュールを組んで満足、終わり」とならないように お願い致します。 教室は教室長が語るものではありますが、一人では何もできません。 同士や参謀あって教室、会社は円滑に動いていきます。
最初から語りが上手い人、部下育成に長けている人などいません。 経験して失敗してそこから何かを学んできたからこそ、成長できるの です。
成長に近道などありませんし、成長は苦しいことの連続ですが、 あなたの塾の更なる発展のために、そこに参画している講師の方々、 お客さまが感謝してくれる塾になるために、どうか全員で一丸となって 歩んでいきましょう。
私達にしかできない塾を創造していきましょう！ 私達ならそれができます！
あなたの塾ではいかがでしょうか。 もっと詳細を聞きたいという方は、一度お気軽にお問い合わせ くださいませ。あなたからのご相談、心よりお待ちしております。
 
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