       ■学習塾経営 集客成功のカギは「講習設計」にある！
ちょうど今ごろ、今期の夏期講習設計を考えている時期では ないでしょうか。 早いところではすでに講習設計を固め、販促に動き出している頃 だと思います。
弊社でも、クライアント様と昨年度の夏期講習の分析を徹底し、 成功した点や課題点を精査し、今年度の講習設計を固めている段階 です。
FC塾の場合、なかなか思い切った戦略や戦術は難しいところも ありますが、それでも本部が定める設計を土台にして工夫できる ところはあるはずです。どうか「攻めの一手」を徹底して考えて くださいませ。
一番良くないのは、「例年通りの設計」「変化のない設計」です。 市場は常に動いています。ですから、その年その年で仕掛けを 変えていかなければ、これから先も生き残る塾でいられる保証は ありません。
今号では、弊社が実際に講習設計を固めていく中で重要視している 項目をお伝えします。
すでに何年も前からの読者様でしたら、一度は読んだことがある 内容かと思いますが、講習設計を固める大事な時期でもあります ので、復習の意味も兼ねてお読み頂けますと幸いです。
──────────────────────────────── ■期間。 ────────────────────────────────
いつから講習を開始していつまでを講習とするのか。 日数はどれくらい必要か。学校スケジュールも加味して、期間を 決めていきます。
──────────────────────────────── ■1コマの指導時間。 ────────────────────────────────
1コマ何分ならば学習効果を高められるのか。1コマ何分ならば 時間割の回転数をさらに高められるのか。1日の最大コマ数、1日の 最大売上はどれくらいになるのか。こうしたことを精査して 指導時間を決めます。
──────────────────────────────── ■料金。 ────────────────────────────────
顧客が支出できるであろう料金幅はどれくらいなのか。 その料金幅を加味したうえで、各学年の指導効果上必要なコマ数は どれくらいなのか。各学年、各コースの受講ベネフィットや 学習動機付けは何か。
提案するコマ数は無限ではありません。有限です。有限だからこそ、 与えられた条件の中で最大効果を出すための料金やコマ数を考える 必要があります。
──────────────────────────────── ■販促。 ────────────────────────────────
対内部、対外部に対して、それぞれの販促シナリオを固めて いきます。期日、担当、報連相もしっかり固め、できるかぎり 当初定めたシナリオを遂行できるように細部まで固めていきます。
──────────────────────────────── ■オプション講座、インセンティブ。 ────────────────────────────────
本講習が始まる前のお試し講座やプレ講習など、外部顧客が 本講習を開始始するまえに、期待感をどうやって高めていくか。 受験生やニーズの高いオプション講座の設計をどうするか。 講習参加のインセンティブをどうするか。 こうした顧客の背中をあとひと押しする材料を決めていきます。
これらの5つの項目をしっかり固めて、講習設計を完遂して いきます。 そう考えますと、「まだ夏期講習の設計を固めていない」という 場合は、実はすでに遅れを取っているということがお分かり頂ける のではないでしょうか。
あなたの塾ではいかがでしょうか。 もっと詳細を聞きたいという方は、一度お気軽にお問い合わせ くださいませ。あなたからのご相談、心よりお待ちしております。
 
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