■学習塾経営 集客成功のカギは「チラシ校正の心理ステップ」にある!
冬期講習の販促状況はいかがでしょうか。 講習販促が一区切りついた時点で、一度販促の総括をして、 次の講習へ向けた課題の明確化と改善策の協議、成功点の分析を 図ってください。
それと同時に次年度へ向けた動き出しはすでにスタートしています。 通年設計の見直し、それと同時に季節講習設計の見直し、 年間の販促計画や予算、人員配置などを考え、 「次年度、うちはこうやって戦う」という意思表明をしていって くださいませ。
今号は、そのなかで比較的ご要望の高いチラシ校正について、 冬期講習チラシの見直しも兼ねて記入していきます。
まず大前提ですが、読者はチラシを読んでくれませんし、 信用してくれませんし、行動してくれません。 そうした顧客行動の原則を理解した上で、 3つの顧客心理ステップをチラシ校正に組み入れる必要があります。
それは「興味→共感→信用→問い合わせ」というステップです。 この心理ステップをもとに、以下の校正をあなたの塾のチラシに 組み入れることが肝要です。
■ターゲットの明記=興味性。 ──────────────────────────────── 特に誰にこのチラシを読んでほしいのか、 その顧客はどんなところに不安を抱えているのか。 ここが曖昧では、そのあとの校正内容も曖昧になります。 まずターゲットの明確化という「校正の入口」をしっかり考えて、 明記しましょう。
■最大ベネフィットの訴求=興味性。 ──────────────────────────────── そのターゲットが望んでいることは何か、 あなたの塾に入塾することで得られる最大ベネフィットは何かを 明記しましょう。 期間、点数UP等、数字でわかりやすく記入しましょう。
■ベネフィットを実現できる商品やサービス。 ──────────────────────────────── そのベネフィットを体現するための商品やサービスは何かを 明記しましょう。 言いたいこと、訴求したいことは多くても3つまでに絞りましょう。 あまりあれこれ細かく伝えたところで、まずその内容を読者は 読んでくれませんし、読者は頭に入りません。
■その商品やサービスの独自性、優位性。 ──────────────────────────────── その商品やサービスは、他塾と比較して何が優れているのか、 何が独自なのかを明記しましょう。 読者は他塾を最低でも3つ~4つは比較しているのですから、 他塾比較を明記して、あなたの塾の良さを伝えてください。
■理念や大義名分=共感性。 ──────────────────────────────── あなたの教育理念、そう思った出来事や背景、大義名分を 説明してください。あなたから読者への自己開示を通して、 その理念に共感を持つ顧客を線引きしてください。 塾長の簡単なプロファイルがあると、なお良いです。 こうした少しの仕掛けも自己開示であり、共感性を高めてくれます。 もちろん、塾長の満面の笑顔の写真も忘れてはなりません。 くれぐれも証明写真のようにならないようにしましょう。 動きのある写真を校正に入れてください。
■成長ストーリーの訴求=共感性。 ──────────────────────────────── 最大べべフィットを達成した顧客の中で、 特にアピールしたい顧客を数名絞って訴求しましょう。 入塾前、入塾後の指導、結果どのような成長を得られたのか。 そうした成長ストーリーを明記し、顧客にわかりやすく 伝えてください。 特に母親は論理的にあれこれ説明するよりも、 ストーリー性の高い校正のほうが共感してくれます。 こうして、同じような悩みを抱えている読者に対して、 「この塾に入ると悩みを解決できるかも・・・」という 心理ステップに持っていかなければなりません。
■その他の実績=信ぴょう性。 ──────────────────────────────── 例えば、あなたの塾の最大ベネフィットが定期テストの点数アップ であるならば、その点数アップ実績をできるかぎり多く 掲載しましょう。内容に一貫性が求められます。
■写真・直筆=信ぴょう性。 ──────────────────────────────── 一番の信ぴょう性は、やはり写真、直筆です。 こうした積極的な自己開示もできるかぎり多く掲載しましょう。
■あとひと押しの材料。 ──────────────────────────────── 読者を最終的に何に誘導したいのか、そうした「行動の出口」を 明記しましょう。 しかし、これだけでは行動誘導の仕掛けは弱いので、その行動を とるとどんな良い点があるのか、講座や特典などの具体的内容、 期間、限定数も明記しましょう。 さらに、「『チラシを読んで』とお問い合わせください/すると こうした特典を受けられます」等の一文も入れると、 お問い合わせの価値を高められます。
あなたの塾ではいかがでしょうか。 もっと詳細を聞きたいという方は、一度お気軽にお問い合わせ くださいませ。あなたからのご相談、心よりお待ちしております。
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