       ■学習塾経営 集客成功のカギは「理念＝組織の根」にある！
この春に新規開校されたクライアント様が新たに2塾様 いらっしゃいます。今号の記事は集客の話とは異なりますが、 新規開校でクライアント様と共に私自身も喜んでいるときに 気になったことが１つありましたので、それを記入したいと 思います。
弊社のクライアント様も、なかには２教室目、３教室目、 ４教室目と、教室の多店舗展開を行っているところがだいぶ 増えました。
ここまで多店舗展開するのに様々な過程があり、苦労もあり、 嬉しさもあり・・・。そうした苦楽をともに過ごしてきたからこそ、 教室規模が拡大していくことは本当に嬉しく思います。
多店舗展開に踏み切るまで、何度も何度も話し合いをしました。 立地、設計、販促、人員配置はもちろんのこと、当然多店舗展開の リスクも話し合いました。
そうした様々な話し合いの中で、問題を果敢に解決して多店舗展開 を進められたとしても、どうしても頭を悩ますのが人材育成です。
──────────────────────────────── ■理念＝組織の根。 ──────────────────────────────── 新規開校やそれに伴う新たな人員配置を考え、人を雇います。 すると問題になり、大いに悩むのが、人の育成です。
良く良く考えれば、それはその通りなのです。個人個人、もともと 生い立ちも、性格も、考え方も違うのですから。
そうしたなかで、特にネックになるのがこの「考え方」の相違です。 働くことに対して、顧客に対して、部下や周囲のスタッフに対して 等々、その人を取り巻く環境や関係において、「考え方」は違う ものなのです。
正直、「考え方」が違ったって良いのです。 でも大事なのは、その根底にある”何のため？””誰のため？”が同じ であれば良いのです。 目指すビジョンや土台が同じなら、双方の考え方がうまくミックス され、新たな価値を創造できます。
この「●●のため」、それがよく言う「理念」の共有です。 (上司は理念、夢、現場の３要素を部下に伝えるためにいると 言っても良いのではないでしょうか。)
理念を共有するために、あなたの塾では何をしていますか？
ある塾では、毎週メールやチャットにトップの思いを書いています。 毎日理念を復唱するところもあります(これは理念の刷り込み効果も 狙ってのことでしょう)。 毎月全社員を集めた会議で、トップ自らが毎回理念や自身の思いを 語っているところもあります。
理念が組織の根を張るようになるまで、労力、エネルギー、時間を 有します。ただ「理念を共有しよう」と言ったところで、何も手を 打たなければ絵に描いた餅です。
さぁ、ここまで読んであなたの塾や組織はどうでしょうか。 理念を共有できているでしょうか。そのためにどんな手を打って いるでしょうか。
根が張らないと草木は育ちません。育ってもすぐに枯れるだけです。 どこか組織と似ていますね。
理念という根が張らない組織は、それ以上の成長を得られません。 最悪、スタッフが各々の自己都合で判断していきます。 そうなった組織はもうまとまりません。
まとまらないのですから、組織の戦略や戦術など伝わりません。 トップが軌道修正をしようものなら、それに反発する者が 出てきます。そして退職者がドンドン増えていきます。 そうなったら、もう正直打つ手がなくなっていきます・・・。
この春に新規開校し、多店舗展開を本格化されたあなたへ。 こうした組織にしたくないですよね。規模の拡大を目指したい ですよね。
正直２教室なら、まだあなたの思いは全員に伝わります。 しかし、３教室目になると、どうもそれがうまく伝わらなく なります。そのとき、どんな手を打つかでその先の見える景色は だいぶ違ってきます。
当然、何も手を打たなければ、３教室目あたりから思ったような 業績拡大ができなくなります。
だからこそ、このタイミングで今一度理念の大切さや理念を共有する 手段を考えてください。 気がついたら手遅れになっていた、ということのないように・・・。
あなたの塾ではいかがでしょうか。 もっと詳細を聞きたいという方は、一度お気軽にお問い合わせ くださいませ。あなたからのご相談、心よりお待ちしております。
 
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