■学習塾経営 集客成功のカギは「新規開校10項目」にある!
ここ最近増えてきましたご相談が「新規開校」についてです。 塾経験者の方、また未経験者の方、それぞれ同じくらいの比率で ご相談を頂きます。
基本的な流れになりますが、新規開校で考える項目は以下のとおり です。全部で10項目あります。 ============================== ■どういう塾にしたいか ■フランチャイズで開校するか、個人で開校するか ■開校資金 ■開校時期(出口) ■立地 ■計画(資金・開校準備・開校予算・生徒数・売上・広告・ その他コスト) ■他塾分析・エリア分析 ■設計 ■教室デザイン ■最終確認 ==============================
それでは、以下にそれぞれの項目を見ていきましょう。
──────────────────────────────── ■どういう塾にしたいか ■フランチャイズで開校するか、個人で開校するか ■開校資金 ──────────────────────────────── 理想とする塾像が明確かどうか、それが最初に肝心なことです。 ただ「新規開校したい」「他業種より参入がしやすいから」等の 曖昧な理由では、塾経営は成功できないからです。 塾経営はそんなに甘いものではありません。
その理想とする塾像を具現化するには、フランチャイズが実現可能 なのかどうか、まずは個人経営(最初に法人化するのも諸々の理由 から一つの手)で勝負するのか、その入口を見定めます。
フランチャイズによる新規開校にせよ、個人経営での新規開校に せよ、それぞれにメリットやデメリットがあります。そのあたりも しっかりご説明した上で、最終的な意思決定を行います。
当然、フランチャイズによる新規開校であれば開校資金はかなり 必要になります。個人経営での新規開校であれば、うまくいけば 300万円から500万円の開校資金でいけますが、フランチャイズの 場合、その数倍はかかるものと考えてください。 (開校資金には、どのような準備が必要なのか、そのコストは どれくらいかかるのか、広告費の確保、当面の生活費(=後述)は 当然考えます。)
──────────────────────────────── ■開校時期(出口) ■立地 ──────────────────────────────── 出口を決めます。開校時期は基本的に春、夏、冬です。 その3つの出口にはそれぞれメリットとデメリットがあります。 これまでの開校準備状況、今後の開校計画なども加味した上で、 最終的な出口を明確にします。
「先に計画があって、出口がそのあとにある」という考えも ありますが、それですと出口がどんどん遅くなるだけですので、 無理のない範囲で明確な出口を設けたほうが良いです。
また、『新規開校成功』3要素の1つは「立地」です。 前から目をつけていたテナントがある、偶然見たテナントの作りや 空気感等が良く、すぐにテナントが決まる場合もあります。 これまで足繁く不動産周りをしたり、ネット等で何度も テナント探しをしたりして、やっとテナントが決まる場合が あります。 または、なかなかテナントが決まらない場合もあります。
これらを加味して、数ヶ月は余裕を持った開校計画やテナント探し をすることも念頭に動いてください。
良いテナントはすぐに決まってしまいます。フランチャイズの場合 こうしたテナントの情報網がありますが、個人経営で行く場合は そうした情報網をお持ちでない方もいらっしゃいますので、最初は 1つのエリアに固執するのではなく、せめて第3希望くらいまで エリアを広げ、それぞれのエリアでテナントを探したほうが良い です。
──────────────────────────────── ■計画(資金・開校準備・開校予算・生徒数・売上・広告・ その他コスト) ■エリア分析・他塾分析 ■設計 ──────────────────────────────── テナント探しと並行しながら、本格的な開校計画を煮詰めて いきます。前述で述べた開校資金の分配、より具体的な予算作成や 修正を行います。
特に、当面の生活費は考えなければなりません。最初から利益が 出る教室はまれです。最低でも半年、できれば1年は自己資金から 生活費を捻出できると良いです。ですから、開校資金は開校前だけ でなく、開校後も考える必要があります。
エリアの特色を知るために、メッシュマップ分析を行います。 また自分の足でエリアを周り、そのエリアや学校の特色などを 収集していきます。
他塾の情報も随時収集していきます。実際に他塾に説明を聞きに 行き、その塾長のエリア分析力や対応力、印象、外観、内観、 通塾者の様子、雰囲気、講師等、実際に見ないと分からない情報を 収集していきます。
これらの情報から、通年設計を組み立てていきます。 1コマ指導時間、授業回数、料金、時間割、コース、武器、 付加価値を考えていきます。 フランチャイズの場合、こうした設計は縛りがありますから、 その設計を崩さないように注意しながら自分のカラーを出して いきます。
──────────────────────────────── ■教室デザイン ■最終確認 ──────────────────────────────── いよいよ開校が迫ってきました。 教室デザインが顧客を迎え入れる状態になっているかどうかを 確認していきます。 またパンフレット、掲示、外観、看板など、開校へ向けた最終確認 もしていきます。
それと同時に、接客ロープレを最終確認します。 まずは最初の1名です。その1名の方の入塾をどれだけ円滑に できるのか、早期に獲得できるのかが肝心です。どこの塾も 新規開校はこの1名からスタートしました。
もちろん、開校へ向けてすでに動いている場合、塾経営経験者で 開校へ向けた流れを把握できている場合等、上記項目にかける エネルギーや議題は大きく変わります。 フランチャイズで新規開校するのか、個人で新規開校するのかに よっても、だいぶ変わってきます。
あくまで上記は一般的な「新規開校へ向けた取り組み、項目」です ので、その点はご了承ください。
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