■学習塾経営 集客成功のカギは「楽しさの演出、3つの定義」にある!
「成果の出る学習指導」「楽しさの演出」、この2つは相反する 部分もありますが、いまの教室運営で切っても切れない項目です。
地域に根ざしてブランディングに成功した学習塾ならば、楽しさの 演出に力を入れなくても人は集まるでしょうが、残念ながら そういった塾はそう多くありません。
「楽しさの演出」には・・・ ============================== ■時間的・空間的な楽しさ ■人的な楽しさ ■成長できる楽しさ ============================== 上記3つが必要です。
──────────────────────────────── ■時間的・空間的な楽しさ ──────────────────────────────── 仲の良い友人と一緒の時間、学習空間で学べる楽しさ。 これは塾を楽しいと思ってもらえるうえで、大きな比率でしょう。 こうした声を生徒さんから直接聞ける教室は、紹介が生まれやすい 塾です。
そのほかにも、例えば掲示を活用した時間的・空間的な楽しさの 演出も考えて頂きたいものです。
掲示は「意図したところに意図したものを掲示する」という最初の 段階、生徒さん同士、生徒さんや講師間のコミュニケーション材料 になるという次の段階、その掲示を見て期待値が高まる最終段階、 こうした3段階があります。
こうした3段階を意識できていない教室は、最も目立つところに 特段必要のないものを大きく掲示しています。 単に掲示しただけで、その後の効果が見込めないのです。 掲示が掲示として機能していないのです。 (中にはまったく掲示がない塾、掲示が更新されない塾もあります が、それはもう空間演出の重要性を理解されていないの でしょう・・・。)
実際に掲示を見て、生徒さん同士が話し合ったり笑い合ったり しているかどうか、 講師も交えてその掲示内容をコミュニケーションできているか どうか、 こうした光景が生まれていない教室は掲示全般や生徒さんとの コミュ二ケーションの取り方を全般的に見直したほうが良いです。
──────────────────────────────── ■人的な楽しさ ──────────────────────────────── 「講師の授業が面白い」「分かりやすい」、これは当たり前のこと ですが、生徒さんが学ぶ楽しさを実感する上でとても重要な項目 です。
こうしたイメージを意図的につくれる講師は、授業力が高いのは 当たり前ですが、一定以上のコミュニケーション力も持って います。 勉強のことだけでなく、将来のこと、進路のこと、恋愛のこと、 時事のこと等、自分の体験談や失敗談を時間の許す限り話して くれます。 こうした話はその講師だけにしか話せないことですし、 だから生徒さんはその講師の話を聞きたいと思うのであり、 楽しさを実感できるのです。
ただ授業をするだけの講師に果たして生徒さんは「人的な楽しさ」 を実感できるでしょうか。それがもし塾長なら、そのような教室で 学びたいと思えるでしょうか。 友だちを紹介したいと思えるでしょうか。
──────────────────────────────── ■成長できる楽しさ ──────────────────────────────── お子さんが塾に通い始めて、今までより勉強が分かるようになった という実感を持てるかどうかです。 (当然、保護者様も同様の実感が必要です。)
そのために様々なイベントを考えたり、指導モデルを考えたり します。それ自体は間違いではありませんし、塾として優先して 考えることです。
ただシンプルに考えれば、今からでも取り組めることは 「お子さんが成長できていることを直接伝えること」です。
そのために定期的に生徒面談を行うのも1つの策でしょう。 しかし時間的制約があるならば、面談に固執するだけでなく、 休み時間や送迎時に生徒さん一人ひとりにどれだけ成長できて いるかを伝えることもできるはずです。 全員でなくても、「今日の声がけのターゲットはこの生徒さん」 と、数名のターゲット生をピックアップして成長訴求できるはず です。
「成長できる楽しさ」の演出や訴求に力を入れている塾長は、 こうした生徒さんと向き合える時間、成長を伝えられる時間を 大切にします。 人と向き合う機会を意図的に多くするからこそ、生徒さんは自身の 成長を喜び、成長を認めてくれる講師を好きになり、その塾の 楽しさを実感できるのです。
逆に「成長できる楽しさ」をあまり重要に考えていない塾は、 送迎時にただ表に出ているだけ、挨拶しているだけの塾です。 休み時間も講師室に戻ってしまう、自分の授業準備でアップアップ の塾です。 そのような塾に、生徒さんはこの教室で学びたいと思える でしょうか。友だちを紹介したいと思えるでしょうか。
============================== ■時間的・空間的な楽しさ ■人的な楽しさ ■成長できる楽しさ ============================== 上記3つの楽しさの演出は、その塾にしかできないことです。 だからこそ、その塾だけの「通塾する価値」が生まれるのです。 ただ、「楽しさ」を履き違えて、生徒迎合することだけは やめましょう。
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