■学習塾経営 集客成功のカギは「差の蓄積」にある!
少し前の話になりますが、あるクライアント様と他塾調査として 競合塾へ電話をしました。
「はい、○○塾です」 ・・・元気のない声、暗い声、弱々しい男性の声でした。
当然ですが、私ならこのような塾に子どもを通わせたいとは 思いません。 そもそも電話なのですから、相手の顔が見えません。 ですから、対面以上に声のトーンや明るさなどを意識しなければ なりません。それができていないのです。
電話は、「顧客が塾と初めて接点を設ける大切な時間」です。 その大切な時間を、こうも暗く弱々しい声で出られたら、 もう二度とこの塾には電話しないと思われても仕方ないのです。
============================== ■「第一印象」 ============================== 顧客は塾を探す際に、当然ご自宅の周囲にある複数の塾を 比較します。 そのなかで第一印象のイメージはかなり大切です。 その印象を決める1つが電話対応なのですから、冬期講習や 新年度営業で繁忙期に入る前に、電話対応の研修をされると良い です。
研修後には、電話に出て対応できる講師と、そうでない講師が 明確に分かれますよ。
なお、電話対応研修の目的(出口)として、4段階あると良いです。 ─────────────────────────────── ■最初の出口は、「明るく」「元気に」「ハキハキと」対応できる ■次の出口は、「傾聴」できるかどうか、そのための術を学ぶ ■次の出口は、「悩みを具現化して解決策を提示」できる ■最後の出口は、顧客に次のステップに進んでもらう「説得と提案」 ───────────────────────────────
部下の方がどの段階にいるのかをしっかり見極めましょう。 どうも、こうした電話対応研修を疎かにしている塾が意外と あります。 電話は、「顧客が塾と初めて接点を設ける大切な時間」だという ことを認識しないといけませんね。
さらに、こんな対応を追加で自然とできる塾長は本当に強いです。
例えば、電話の最後に・・・ ─────────────────────────────── 「体験授業は○日の○時ですね。いまから□□くん(さん)にお会い できるのが、とても楽しみです。」 ───────────────────────────────
─────────────────────────────── 「今日はお忙しいなか有難うございました。私△△がお子さんの 成績を伸ばすこと、全力で対応しますね。 こうして□□くん(さん)のことをたくさんお話できて、 お母さんの□□くん(さん)への思いもたくさん聞けて、 本当に楽しかった(良かった)です。 今日の内容を早速□□くん(さん)の学習計画に生かしますね。」 ─────────────────────────────── 等々。
ただ「有難うございました」で電話を切る塾長と比べれば、 顧客の印象は雲泥の差です。 長くても十秒もかからない追加の対応ができるかどうか、 その対応の差はそのまま塾長のレベル差にもなりますね。
こうした対応を自然とやってのける塾長は、 例えば体験授業時間前に教室前や玄関先に立って体験生を 迎え入れる準備ができます。 迎え入れる際に、明るく優しい声で体験生を迎え入れます。 周囲のスタッフも笑顔で明るく迎え入れます。そうした教育指導が 行き渡っています。
上記はあくまで一例ですが、その他にも様々な点で多数の差が あります。そうした塾長レベルの差の蓄積が、教室運営や集客に 直結するのです。
どんなに優れた商品やサービスがあっても、それを活かせるか どうかは、結局は人次第です。 また、塾は「人対人」の商売でもありますから、行き着くところ 塾長の対応や印象の差で最後の勝負は決まるのです。
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