冬期講習の真最中で、朝早くから夜遅くまで授業や顧客対応で

　お忙しいと思います。お疲れもあると思いますが、どうか体調を

　崩されないようご自愛ください。

　

　

　

　

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　■「集客は点ではなく、線、面でするものです」

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　「そんなのは分かっているよ」、そうお思いになる方も多い

　でしょう。

　ですが、実際に線や面で集客行動できている塾は、意外と少ない

　のです。

　

　

　

　

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　■「紙媒体」

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　いまは新聞折り込みよりも、ポスティング、またはフリーペーパー

　内にチラシを入れる、門前配布のほうが反応率は高いです。

　新聞購読率が年々低くなっている状況、新聞購読者の高年齢化、

　昨今の新聞を取り巻く状況を鑑みれば、当然のことでしょう。

　

　

　大事なのは、紙媒体の広告宣伝をかけるのは分かりますが、

　そこから反応率を高めるためには、紙媒体だけに頼りすぎないこと

　です。

　

　

　

　

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　■「点を線にする/線を面にする」

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　例えば・・・

　・HPは更新されていますか？

　・外観掲示は充実していますか？

　・教室内掲示は充実していますか？

　・パンフレットは定期的に内容を刷新していますか？

　・玄関からパンフレットを取ってもらいやすくしていますか？

　・協力店に置いてあるパンフレットを刷新していますか？

　・ターゲット生やそのご家庭は選定して、働きかけていますか？
　

　

　最低でも、紙媒体とリンクして上記の販促行動を行う必要が

　あります。

　

　

　

　

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　■「集客をリンクさせる」

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　チラシを見た読者は、

　「チラシ⇒HP⇒口コミを聞く⇒お問い合わせ」といった顧客行動を

　するでしょう。

　または「チラシ⇒HP⇒実際に教室を見る⇒お問い合わせ」といった

　顧客行動も十分考えられます。

　

　

　そんなとき、HP更新がなされていない塾を見て、顧客はどう思う

　でしょうか。当然、その塾への期待値は下がりますし、その塾の

　情報発信力を疑うでしょう。

　

　

　新規開講のコース、季節講習、イベントなど、いま旬となる情報

　をタイムリーに発信できなければ、そもそもHPの意味が

　ありませんよね。

　チラシを見た読者は、スマホで「○○塾」と検索します。

　そのトップに来るのはHPでしょうから、そこで旬な情報発信が

　できない塾は候補から除外されます。

　

　

　それ以外にFacebookやTwitterなどで情報発信している塾も

　ありますが、そもそもHPとは集客の目的が違います。

　それ自体はとても素晴らしい販促行動ですが、

　FacebookやTwitterなどが「○○塾」と検索してトップになって

　いないのでしたら、トップに出てくるHPの情報発信を強める必要

　があります。その塾に大変関心があるのでしたら、検索順位が

　下のページも見るでしょうが、顧客はそう暇ではありません。

　検索してトップに来るページを見て、通塾候補かどうかを

　判断します。

　(当然、慎重な顧客はHPをしっかり見ますから、それ以外に

　HPを訪れてよかったと思える有益情報の発信も必要です。)

　

　

　HPを見たあと、直接教室を見に来た顧客は、どうでしょう。

　教室周りの整理・整頓・清掃は当然ですが、掲示やのぼりも充実

　していないと情報発信できていないということです。

　

　

　ちなみに、教室を見に来た顧客はそう暇ではありません。

　または、「なにか偵察に来たみたい」と思ってしまい、じっくり

　教室を見ることに抵抗があるので、できるかぎり短い時間で教室を

　見たいのです。

　

　

　ですから、掲示は3秒以内で読めるもの、長くても5秒以内に

　読めるものにしてください。顧客が歩きながら読める掲示にして

　ください。

　少し遠くからでも読める(見られる)掲示にしてください。

　ただ「新規生募集中」などと、その塾が目指していること、

　売りとしていること、どういう人に来てほしいのかが分からない

　掲示にはしないでください。

　教室によっては掲示スペースの問題もあるでしょうが、3秒以内で

　読める掲示をどうか意図して作成してください。

　

　

　掲示を見て興味心が高まった顧客は、外に置いてあるパンフレット

　に手を伸ばすでしょう。

　パンフレットを手に取ってもらいやすくする文面は掲示されている

　でしょうか。

　そのパンフレットの中身は定期的に刷新されているでしょうか。

　教室内の自己開示はされているでしょうか。

　通塾者や親御さんのリアルな声は掲載されているでしょうか。

　パンフレットを読めば、「通塾したらお子さんはどう変わるか」

　お子さんの成長ストーリーが分かるでしょうか。

　こうした「あともうひと工夫」ができる塾になってください。

　そして刷新したパンフレットを定期的に協力店にも置いてもらい、

　集客経路を徐々にでも広げていってください。

　

　

　最後に、顧客はその塾の評判を聞くでしょう。

　(私たちだって、例えばポータルサイトを利用して、お店の

　クチコミを見ますよね。)

　そのときに意図したクチコミを発生させるために、ターゲット生を

　選定し、積極的に働きかけ、成績を伸ばせているでしょうか。

　親御さんも満足しているでしょうか。

　

　

　集客は点ではなく、線、面でするものです。いろいろな仕掛けを

　リンクさせて、集客経路を広げていくものです。

　どれか1つに広告宣伝を固執する時代ではありません。

　

　

　あとは現場がどこまで動けるのかです。そして、すべて現場に

　任せるのではなく、経営陣や本部からの積極的なフォローも

　忘れてはなりません。

　

　

　

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