■学習塾経営 集客成功のカギは「提案価値と情報価値」にある!
流行している学習塾の塾長の顧客対応を見ていますと、 その対応力の素晴らしさにいつも感心しています。 「笑顔、清潔感、包容力」、この3つは顧客対応において 大事な3要素ですが、それ以外に顧客の心を掴む様々な工夫や テクニックを持っています。 弊社が考える、顧客の心を掴むうえで最も大事なことは、 以下の2点です。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ■「顧客が知りたい情報を適切に把握し、提案しているかどうか」 ■「その情報は、この場でしか得られないものなのかどうか」 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− もちろん、一例を挙げれば「アクティブリスニング」「座る位置」 「パーソナルスペース」「顧客の心理把握」等、いろいろな テクニックがありますが、上記2点を円滑にできている塾長は、 こうしたテクニックを自然と自身の経験を通して身につけている のでしょう。 ─────────────────────────────── ■「知りたい情報=提案価値」 ─────────────────────────────── 実は、提案の履き違いをしている塾長は意外と多いです。 例えば、お問い合わせアンケートで「中3生」「いま違うところの 塾に通っているが、成績が下降気味」という内容が書かれていた とします。 当然、「成績が下降している科目、原因」「他塾の対応」を 把握し、当塾では具体的にどのような対応をするのか、 実際のその対応をしたお子さんはどういった成果を得られたのか、 お子さんはどんな成長を得られるのか等、面談を進めます。 原因と解決策、他塾優位性、お子さんの未来像を顧客に 提案します。 顧客がアンケートで書いている以上、それは顧客の知りたい情報 であり、そこに提案の価値があるのです。 しかし、集客が停滞している塾では「中3生」というキーワード から、「志望校はどこか」「偏差値はどれくらいか」等、 顧客の知りたい情報というよりも、塾が知りたい情報を まず聞いてしまうのです。 そこに、「顧客と塾の心の乖離」が起きてしまいます。 (おそらく、「受験生だから、これくらいのコマ数が必要だ」 という提案に持っていこうという意図があるのでしょうが。) もちろん受験指導をするうえで、上記の質問の意図は分かります。 しかし、それは最初に持ってくるものではなく、まずは相手が 知りたい情報を把握し、最適な提案をし、相手の心理状態を下げ、 そこから自分達が把握したい情報を入手するほうが、特に母親の 心理を考えますと、円滑に面談を進められます。 母親は、少しでも「営業」と感じてしまうと、それで心を閉ざして しまう方もいますから。 ─────────────────────────────── ■「情報の価値」 ─────────────────────────────── 少しネットで調べれば出てくるような情報では、顧客は塾に行って 話を聞くだけの価値を感じないでしょう。 情報の価値を高める一番効果的で簡単な手法は、自身の経験や 体験を織り交ぜながら顧客に提案することです。 10あるうちの3割が核(コア)となる内容であれば、残りの7割は すべて自身の経験などの具体例が望ましいのです。 塾長の経験や体験の価値は、これまで多くのお子さんを指導して きたからこそ得られたものであり、独自性があり、 提案の信ぴょう性を高めてくれるものであり、 顧客がよりイメージできるものでもあります。 流行している学習塾の塾長は、「提案+具体例」をうまく 組み合わせ、まだお子さんが通っていないにも関わらず、 「この塾ならうちの子をうまく誘導してくれそうだ」と思わせる 工夫をしています。 今号をお読みになり、なかには 「自分の塾のスタッフの顧客対応力に問題はないだろうか・・・」 と不安になった方もいらっしゃるでしょう。 そんなときは、遠慮なく弊社までお問い合わせください。 弊社独自のチェックシートをもとに、接客RPをさせて頂きますよ。 さて、今号では以下のポイントをお伝えしました。 ============================== ■「笑顔、清潔感、包容力は、顧客対応において大事な3要素」 ■「顧客が知りたい情報を適切に把握し、提案しているかどうか」 ■「その情報は、この場でしか得られないものなのかどうか」 ============================== 今号のポイントが、あなたの塾の教室運営や学習塾経営の一助に なるようでしたら、これ以上嬉しいことはありません。
〈会社HP〉 〈特定商取引法に基づく表記〉 〈無料メールセミナー〉 〈コンサルティング実績〉 〈生徒集客成功レポート〉 〈コース料金〉
※ご不明な点やご質問はinfo@clover-consultant.jp まで、メールにてお問い合わせ下さい。
Copyright clover-consultant.jp All rights reserved |