塾長として、日々目まぐるしく起こる変化や対応。そのなかに塾の

　今後をうらなう材料やチャンスが隠れている場合が多くあります。

　

　

　その材料やチャンスは目に見えないものですから、たとえ目の前に

　あっても、気づかずにスルーしてしまう塾もあります。

　そうした機会損失をなくすためにも、塾長はアンテナを常に張り、

　少ないチャンスをものにしなければなりません。

　

　

　そのためには、塾の基盤になる5つの管理の質を今以上に高める

　必要があります。様々な商品やサービスの「質の担保」こそ、

　ますます塾が求められるものになります。

　

　

　

　

　───────────────────────────────

　■「5つの管理」

　───────────────────────────────

　

　5つの管理とは・・・

　−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

　■「学習管理」

　■「顧客管理」

　■「成績管理」

　■「進路管理」

　■「予実管理」

　−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

　

　・・・これが塾経営の基盤となります。

　この5つの管理が弱ければ、問題を把握しても放置することに

　なり、顧客満足の体現化、顧客から支持される塾にはなりません。

　結果、厳しい市場環境であっても生き残る塾にはなりません。

　

　

　以下の5つの管理の質担保や仕組み化を行い、塾の今後をうらなう

　材料やチャンスをものにしてください。

　

　

　

　

　【学習管理】

　日々の授業の学習計画立案、カリキュラム進捗、プロセス習熟の

　把握、小テストの後追いを仕組み化できているかどうか。

　

　

　【顧客管理】

　内外の顧客とのコミュニケーションや意欲、顧客提案やその進捗、

　フィードバックを仕組み化できているかどうか。

　

　

　【成績管理】

　学校テスト結果の迅速な収集と後追い、その後の学習フォローまで

　仕組み化できているかどうか。

　

　

　【進路管理】

　中1からの進路情報の提供、進路把握を仕組み化できているか

　どうか。

　

　

　【予実管理】

　売上、コスト、利益といった定量分析。当月シナリオ進捗や

　効果測定、翌月戦略や戦術といった定性分析。こうした2つの

　予実分析を仕組み化できているかどうか。

　

　

　

　

　当然、こうした5つの管理は、ただ管理すれば良いというものでは

　ありません。ただ塾長の頭のなかにあるだけでは、せっかく

　集めた情報を有益に活用できませんので、それは管理とは

　言えません。

　記憶ではなく記録しなければ、管理とは言えません。

　

　

　集めた情報、得られた情報を塾長主体の元、一元管理し、それを

　講師間で共有することで、初めて管理と言えます。

　

　

　そしてこの管理のベネフィットを、どれだけ既存客が認知し、

　体験しているかどうか、その効果性を実感できているかどうかが

　重要です。

　ここが

　「意図して口コミをつくる塾」「意図して数値をつくる塾長」に

　なるかどうかの分かれ道でもあります。

　

　

　

　

　・・・さて、今号では以下のポイントをお伝えしました。

　

　＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

　■「学習管理、顧客管理、成績管理、進路管理、予実管理」

　■「塾長主体の元、一元管理し、それを講師間で共有する」

　■「意図して口コミをつくる塾、数値をつくる塾長になる」

　＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

　

　

　今号のポイントが、あなたの塾の教室運営や学習塾経営の一助に

　なるようでしたら、これ以上嬉しいことはありません。

　

　

　

　■HPトップへ戻る　　　　■ブログトップへ戻る