       ■学習塾経営 集客成功のカギは「3ヶ月後、1年後」にある！
あなたは、3ヶ月後、1年後、(今より)どんな塾にしたいですか。 なぜ3ヶ月後なのか・・・。 3ヶ月後はちょうど新年度販促や春期講習販促の時期でも あります。 一大顧客創造の時期でもあり、且つ年度の切り替えという大事な 時期でもあります。顧客にとっては、新しい生活をスタート させようと期待感が最も高くなる時期でもあります。 なぜ1年後なのか・・・。 年度最初の販促やその集客効果が今後1年間の教室業績を左右 する、塾にとってはそれくらい重要な時期です。 この期間での取り組みが、1年後どんな塾になっているのかを 考える必要があります。 このときまでに、あなたは現状からどんな塾に成長させたいと 思っていますか。そのために、今からどんな戦略や戦術を考えて いますか。
3ヶ月後、1年後へ向けた戦略や戦術を考える上で、大事なことは 2つあります。１つは今期を振り返ること、もう1つは自分の想いを 伝えることです。 1つ目ですが、今期は成功点や課題点、いろいろあったでしょう。 「むしろ課題点の方が多い・・・」、そう思われる方もいる でしょう。そこから学ぶこともあったでしょう。 「失敗を失敗で終わらせる人」はそこから何かを学び、 次につなげることができません。 その学んだことを具現化し、次年度の運営、教務、業務、育成、 販促に少しずつでも取り入れていってください。 次に大事なのは、自分の想いをしっかり伝えることです。 「3ヶ月後、自分の塾はどうなっているか(どうしたいか)」 「1年後は、こんな塾像を目指している」、そうした想いを 「見える化」することです。 それくらいしないと、相手(顧客、スタッフ)には伝わりません。 年度の切り替えの時期だからこそ、新たな気持ちで、強い志で、 自塾の想いを顧客にアピールする、 その準備を今からしていきましょう。 春は新しいことに対する期待感を強く抱きやすい時期だからこそ、 顧客はあなたの「成長させたい」という想いや方策を受け入れて くれるでしょう。 ちなみに、自塾の商品やサービスをアピールする際に・・・ －－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－ ■「塾の方針」 ■「約束すること」 ■「成長像」 －－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－ ・・・上記の3つが大事な柱になります。
─────────────────────────────── ■「アピール」 ─────────────────────────────── 塾像の柱を明確にしてください。 「誰のため」「何のため」といった塾の存在価値を明確にして ください。 存在価値を具現化するために、あなたは顧客にどんな約束をする のか、どんな方策を遂行するのか、明確にしてください。 その約束や方策は、3ヶ月後、また1年後に「誰が」「どんな成長」 を得られるのか明確にしてください。 上記内容をまとめあげ、顧客、スタッフに周知徹底してください。 例えば、「次年度のお約束」「次年度、私たちの新たな挑戦」等の タイトルにして、周知徹底すると良いでしょう。 最初から辞めることを考えて、入塾する顧客はいません。 だからこそ、 「この塾なら今までの自分を変えられる(かもしれない)」、 そう期待したいのが顧客なのです。 私たちができることの1つは、顧客に「期待」させることです。 期待させるには、あなたの想いを伝えてください。 3ヶ月後、1年後、どんな塾にしたいか、その想いに共感する顧客を 集めてください。 次にその「期待」が現実になる方策を明示、提示、提案すること です。 その先に「顧客の購入」ステップが来ます。
・・・さて、今号では以下のポイントをお伝えしました。 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ ■「あなたは、3ヶ月後、1年後、どんな塾にしたいですか」 ■「自分の想いをしっかり伝えること、“見える化”すること」 ■「私たちができることの1つは、顧客に期待させること」 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 今号のポイントが、あなたの塾の教室運営や学習塾経営の一助に なるようでしたら、これ以上嬉しいことはありません。
 
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