体験授業を受けて入塾を決める際、さらなる情報として

　「詳細なコース・料金体系」「授業以外のフォロー対応」

　「合格実績や成績UPの実績」を知りたいと考えている親御さんが

　多いようです。

　

　

　中学生をお持ちの親御さんへのある調査では・・・

　－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

　■「詳細なコース・料金体系」・・・約38％

　■「授業以外のフォロー対応」・・・約46％

　■「合格実績や成績UPの実績」・・・約32％

　－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

　

　・・・上記の数値率を出しています。

　

　

　この数値から考えられることは、

　「支出効果を見込めるのかどうか」をしっかり検討する親御さんが

　増えているということでしょう。

　

　

　支出効果では、通常授業以外の付加価値としてどんな商品や

　サービスを提供してくれるのか、実際にその商品やサービスで

　どういった実績や効果を生み出しているのか、それが支出する

　授業料以上の価値であると思えるかどうか吟味する親御さんが

　一定数以上いるということでもあります。

　

　

　「そんなことは当たり前のことだよ」と思われる読者の方もいると

　思います。

　しかし、これだけ学習塾があり、これだけ指導形態が複雑化されて

　おり、景況感の悪化もあるなかで、顧客にとってその当たり前の

　選別や判断基準は、これまで以上に厳しいものとなるでしょう。

　

　

　つまり、さらに「淘汰の時代」「選択の時代」が加速するという

　ことでもあるのです。

　学習塾にとってその市場で不存在デメリットになるくらいの、

　なにか圧倒的な武器など、なにかしらとんがったものが必要に

　なります。

　そうでないと、ますますその塾を選ぶだけの「期待」が生まれない

　からです。

　

　

　かなり小規模の塾で良い、現状で満足しているのなら生き残れる

　方法はまだあるでしょうが、上記のように「塾＝○○」に

　当てはまるものを手に入れなければ、今後の集客成果は見込めない

　でしょう。

　

　

　今後、経済状況が好転するだけの材料が明確にならなければ、

　ますます教育費の圧縮は進むでしょう。

　そんなとき、生き残る塾になるために必要なことは、

　「圧倒的ななにかを手に入れること」「通塾効果が高いことを証明

　すること」「価値があり、期待できること」」でしょう。

　

　

　私たちのいまの取り組みが、その先の未来につながります。

　大事な転換期でもあるのです。

　

　

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　・・・さて、今号では以下のポイントをお伝えしました。

　

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　■「顧客は、塾の選別や判断基準をこれまで以上に厳しくする」

　■「塾＝○○に当てはまる価値、期待の醸成が必要」

　■「私たちのいまの取り組みが、その先の未来につながる」

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　今号のポイントが、あなたの塾の教室運営や学習塾経営の一助に

　なるようでしたら、これ以上嬉しいことはありません。

　

　

　

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