■学習塾経営 集客成功のカギは「イベント成功の土壌」にある!
様々なイベントや教室運営を行う上で、 成功するかどうかの1つの要因は「現場スタッフ」を巻き込むこと にあります。 スタッフ数や生徒数が少ない塾であれば、塾長が前面に出て全員に 対して影響力を使い、全員が盛り上がる対応をすれば良い段階では ありますが、ある程度スタッフ数も生徒数もいる塾であれば、 全体を盛り上げるためにはスタッフの力も大変重要になります。 そのときに大事になるのが、「役割、権限、報酬」を明確にする ことです。当然報酬を出す以上、そこには予算も大事になります。 現場スタッフをうまく巻き込めない場合、そのほとんどは役割のみ 与えるだけで、現場スタッフが共に盛り上げてくれる土壌や期待、 ベネフィットが相手にうまく伝わらない(伝えられない)ことが 問題点としてあります。 そこには、個々のスタッフがなにをするのかといった役割だけで なく、個々のスタッフにどこまで任せるのかといった権限、成果を 出した場合の報酬を明確にする必要があります。 もちろん、個々のスタッフの経験値や意欲、成長性を考慮して 与える役割や権限は異なっても良いのです。 全現場が一丸となって・・・というのは難しい面もあるでしょう が、せめてスタッフの60%以上が問題解決行動を取れる組織に レベルアップさせてください。その行動を見て他講師も影響を 受け、徐々に問題解決の輪に入ってくるのですから。 そして、もう1つ大事なことがあります。 それは「目的、手段、目標、代替案」を考えるということです。 最初に目標ありきではないのです。 目標を先に設定してしまうと、それを達成しようと無理な計画 (実現可能性の低い計画)を現場が作ってしまいます。目標は大事 ですが、それに縛られすぎてしまい、本質を弱まらせてしまうの です。 目的はいわば、塾長の想いであり、塾の存在意義であり、存在価値 でもあります。 そのためになにをするのかを具体的に考えるのが手段です。 その手段を講じることで得られるものが目標です。当然、リスクも 予測し、代替案を検討しておくことも重要です。 教室イベントにおいても、最初に売上目標を示すのではなく、 そもそもこのイベントがなぜ必要なのか、そのイベントにかける 塾長の想いはなにか、顧客にどんなベネフィットがあるのかを示す ことが大事になります。 そのうえで、その目的を具体的にするための全体シナリオと 個別シナリオを考え、過去の成功事例や失敗事例を分析し、 今回のイベントではどんなシナリオを組み合わせれば良いのかを 検討するのです。 その1つ1つの積み重ねの上に売上目標ができます。 こういうケースになったらこういう代替行動をとろうということも 検討し、報酬も明確に伝えます。 そして最後に「どうか力を貸してほしい」とスタッフ全員にお願い するのです。 こうした、「現場を巻き込むことを第一に考えた塾長」であって ほしい、そう切に願います。 ─────────────────────────────── ・・・さて、今号では以下のポイントをお伝えしました。 ============================== ■「現場スタッフを巻き込む」 ■「役割、権限、報酬を明確にする」 ■「目的、手段、目標、代替案を考える」 ============================== 今号のポイントが、あなたの塾の教室運営や学習塾経営の一助に なるようでしたら、これ以上嬉しいことはありません。
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