あなたの塾では・・・

　どれだけ「有益な顧客の声」を集められているでしょうか。

　顧客の声は、私たちの観点では、教室運営を行う上で今後の戦略や

　戦術を決定する際のヒントになります。

　顧客の観点では、塾の取り組みを知るキッカケにもなりますし、

　信ぴょう性を高める材料にもなります。

　しかし、残念ながらこれだけ塾運営に重要となる顧客の声を

　収集して いない(収集できていない)塾は意外と多いようです。

　結果として、例えばブログでは営業記事ばかり、告知ばかりの記事

　になってしまっているようです。

　これでは、例えば「チラシ」「塾生からの紹介」「親御さんからの

　紹介」「HP」からせっかくブログにたどり着いたとしても、

　またブログを読みたいと再訪してくれないでしょう。

　ブログの目的の1つは「次も再訪してくれる」ことにあります。

　それが塾への心理的敷居を下げ、興味性や共感性を高めてくれる

　からです。

　ブログには・・・ 塾長の教育や指導への想いを書いたり、

　市場に合った情報を発信 したり、学習アドバイスを記入したり

　することは大事です。

　しかし、それと同等、いやそれ以上に大事なのは「教室内の積極的

　な自己開示」です。

　例えば、塾生Ａさんの入塾前の悩み、入塾してからの塾の対応、

　入塾後に成長できたと実感できること、これからの目標を

　インタビュー形式にしてブログにアップすます。

　特に、入塾前の悩みは、同じように学習面で悩んでいる親御さんの

　興味性や共感性を引き出す入口になります。

　塾に来るとどんな対応をしてくれて、どんな成長を得られるのかは

　リアルな声が一番信ぴょう性を高めてくれるのです。

　そして、これからの目標を聞くことで、未来へ向かった確かな

　足取りや期待をアピールできるのです。

　こうしたお子さんの成長ストーリーを複数人分用意してブログに

　アップしていくのです。

　当然、できる限りブログの更新曜日や時間帯を揃えて、読者の

　習慣化を図ってください。

　さらには、こうした事例集はパンフレットにも差し込むことが

　できますし、チラシにも活用できるでしょう。

　また、定期テスト対策や季節講習など、塾のイベントの後にも

　同様の成長ストーリーを収集して、事例集を少しずつでも増やす

　工夫も必要です。これまでのアンケートの質問項目を、例えば

　イベントに参加する前の悩み、イベントに参加した後の塾の対応、

　イベント参加後に成長できたと実感できること、これからの目標

　というように変更するだけで、繰り返し対応できます。

　このあたりの行動や収集は、塾は本当に弱いのです。

　弱いということは、上記の行動を継続すれば、他塾優位性を明確に

　打ち出せるというものなのですが・・・。

　特に親御さんが知りたいことは、 「この塾に入るとうちの子は

　どう成長できるのか」ということです。

　そうした漠然とした悩みや不安を、このブログを読めば解消できる

　ようにしてください。

　この成長ストーリーの継続したアピールこそ、 その先にある広告

　と集客につながるということを意識してください。

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　・・・さて、今号では以下のポイントをお伝えしました。

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　■「ブログの目的の1つは、次も再訪してくれること」

　■「大事なのは、教室内の積極的な自己開示」

　■「成長ストーリーの継続したアピールは広告と集客につながる」

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　今号のポイントが、あなたの塾の教室運営や学習塾経営の一助に

　なるよう でしたら、これ以上嬉しいことはありません。

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