「なかなか思ったような集客ができないので、相談した・・・」、

　外部の方からそんなご相談を受ける機会が多くなりました。

　

　

　特に・・・

　例えばこれまで季節講習で一定数を集められていた塾が、ここ最近

　の様々な状況変化が重なり、思ったような集客効果を生み出せて

　いないという塾は増加傾向にあるようです。

　

　

　季節講習での売上や生徒数増加の成功は学習塾にとってもちろん

　大事なことですが、だからといって季節講習時期のみ販促に注力

　する塾は、生き残っていくのがさらに難しくなっていくでしょう。

　一定の時期だけ集客エネルギーをかけるような、ある意味一点突破

　型の教室運営や経営では、今後は先細りの状態になっていく

　でしょう。

　

　

　通年から「何をしかけ、どうやって季節講習の販促や業績に

　つなげていくか」、こうした中期的な経営視点やシナリオが

　ますます重要になってきます。

　

　

　そう考えると、やはり塾長の「塾経営を知っているかどうか」、

　または「知ろうとしているかどうか」という思考や行動が、

　成功するかどうかの分岐点になるのは言うまでもありません。

　

　

　なお・・・

　集客で苦戦している塾で共通するのは、主に以下の項目ではない

　でしょうか。

　

　＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

　■「ターゲット客やエリア特性、他塾分析を行って決めた設計か」

　■「他塾優位性のある武器を生み出せているのか」

　■「その武器の信ぴょう性はあるのか、顧客は期待できるのか」

　■「教室からの積極的な自己開示や情報発信を継続しているのか」

　■「集客ミックスはしっかり機能しているのか」

　＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

　

　

　上記は、成功している塾にとっては当たり前のことでしょう。

　これも結局は「塾経営を熟知しているかどうか」で、手法も思考も

　選択も行動も大きく変わるということであり、私たちの目の前には

　様々な決断の分岐点があるということでもあります。

　

　

　上記内容を、通年を通して深く考えている塾長は本当に強いです。

　種まきがしっかりできているからこそ、季節講習で大きな成功を

　得られるのです。

　

　

　塾経営が上手くいかないとき、「自分がしたいこと」にのみに固執

　してしまいます。

　やりたいことがあるのは素晴らしいことですが、それが果たして

　生徒集客につながるのかどうか、ターゲティングを含めて市場が

　求めているものなのかどうかをよく吟味して、タイミングを

　見誤らないようにしてください。

　

　

　ときには軌道修正も必要だし、自身のこれまでの経験の幅を

　広げようとする決意や覚悟も必要です。

　当然、それは簡単なことではありません。しかし、それが実は成功

　への近道であり、自身の人格の幅も広げてくれるものとなります。

　

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　・・・さて、今号では以下のポイントをお伝えしました。

　

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　■「一点突破型の教室運営や経営は、今後は先細りの状態になる」

　■「塾経営を知っているかどうか、知ろうとしているかどうか」

　■「自身のこれまでの経験の幅を広げようとする決意や覚悟」

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　今号のポイントが、あなたの塾の教室運営や学習塾経営の一助に

　なるようでしたら、これ以上嬉しいことはありません。

　

　

　

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