■学習塾経営 集客成功のカギは「転換期」にある!
初めに・・・ 今日は東日本大震災から10年となる日です。 そのときは事務所で仕事をしていましたが、あのときに体験した 大きな揺れの感覚は、10年経っても忘れることができません。 そのあとの度重なる大きな余震で、「事務所にいては危険だ」と 思い、外に出て避難したのを鮮明に覚えています。
そして、家族や仕事仲間、友人に携帯電話で連絡しようにも なかなか繋がらず、「大丈夫だろうか」と心配で心配で1日を 過ごしたあのときを忘れることはできません。
あのときは、災害がここまで大きくなるとは思っていなかった 自分の甘えや勝手な考えもありました。
しかし、連日テレビで流れるショッキングな映像を見て、 自分の考えを悔い改め、今の自分にできることは何かを考え、 「生きるとは」という、漠然ではありますが、大きな課題に 向き合っていきました。
まだまだ私にできることは少ないけれども、今までも、そして これからも、3月11日を決して忘れてはいけない・・・、 そう思います。
被害に遭われた方、お亡くなりになられた方に、 心よりお悔やみ申し上げます。 そして、1日も早い復興を心より願っております。
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さて、本題に入ります。 ここ最近の動向として、定期テスト対策期間や季節講習での集客が 少なくなっているようです。
通塾の重要性は分かるものの、それが緊急だと顧客が実感している かどうかで通塾やお問い合わせのタイミングが大きく変わります。 結果として通塾がドンドン後ろに回っています。
緊急だと顧客が実感するということは、ある意味で不安や焦りが 何かしらの情報で、より具体的に「見える化」されたということ でもあります。
現にクライアント様のなかでも、季節講習の集客は前年に比べて 80%程度まで落ち込んだものの、季節講習後の集客が120%以上 増加し、1ヵ月遅れで目標生徒数をクリアしたというところも多く あります。
他のクライアント様は、これまで定期テスト対策のDMを出して いましたが、それを定期テスト後(テスト返却時)にスケジュールを 遅くしたことで、反応率が大きく改善したというところも多いの です。
この流れは前からあったものの、この1年以上のコロナ禍の状況 下で、どうも顧客の通塾タイミングが明らかにずれていっている ようです。
言い方を変えれば、 「経済的、心理的な通塾負担をできる限り少なくして、でも できる限り通塾効果性を実感したい」という顧客が増えている ということでもあるでしょう。
逆に、あまり大きな影響を受けていないクライアント様もいます。 それは高所得層をターゲットにしている塾、または教育費を しっかり捻出できる層をターゲットにしている塾です。 こうした層はコロナ禍にあっても経済的に大きな影響を受けて いないので、緊急性よりも通塾の重要性を重視します。
他のクライアント様は、特に小学生の動き出しが多く、 お問い合わせ全体の60%以上が小学生というところもあります。 別のクライアント様では、高校生専門塾において、ネットからの お問い合わせが増加傾向のところもあります。 双方の塾とも単価は高いのですが、教育費をしっかり捻出できる ので、獲得てきているのです。
顧客が求めているベネフィットで通塾タイミングが異なる面もある でしょうが、こうした状況下が続くとなると、今後ますます通塾 タイミングの両極化が大きくなるのでしょう。
それに合わせて、私たち学習塾はそれぞれ主となるターゲット層の 動きを予測して、販促戦略や手段、スケジュールも変えていく (転換していく)時代になっていくのでしょう。
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・・・さて、今号では以下のポイントをお伝えしました。
============================== ■「でも、できる限り通塾効果性を実感したいという顧客像」 ■「今後、ますます通塾タイミングの両極化が大きくなる」 ==============================
今号のポイントが、あなたの塾の教室運営や学習塾経営の一助に なるようでしたら、これ以上嬉しいことはありません。
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