あなたの塾では今年1年の展望を、どのようにお考えになっている

　でしょうか。

 

 

　「生徒さんの笑顔あふれる塾、活気ある塾にしたい」

　「生徒さんや親御さんから、この塾に通って良かったと思われる塾

　　にしたい」

　といった、顧客満足を強化したいという展望をお持ちの塾。

 

 

　「次世代の教室スタッフを育てたい」

　「次の多店舗展開を考えて、教室長候補の育成を強化したい」

　といった、組織力強化や組織作り、人材育成を強化したいという

　展望をお持ちの塾。

 

 

　「多店舗展開や多ブランド化で、さらに売上を伸ばしたい」

　「利益率を改善して、余裕を持って再投資できる業績にしたい」

　といった、数値的な観点を強化したいという展望をお持ちの塾。

 

 

　それぞれの塾のこれまでの立ち位置や規模で、目指すべき展望は

　異なってきます。そして、そうした展望を一番に考えられる時期

　は、この春ではないでしょうか。

 

 

　さらに言えば、対生徒さん、対親御さん、対教室スタッフで

　あなたが伝えたい展望の内容は変わるでしょうし、さらに

　教室スタッフにおいても幹部とそうでないスタッフとでも、

　内容は変わるでしょう。

 

 

　ただ、大事なのは、展望を語れるのはあなた以外にいないですし、

　そこにあなたの想いをしっかり込めて伝えなければ、相手の心を

　動かせないという点です。

 

 

　1人称で、且つあなたの言葉で伝えなければ、相手は耳を傾けない

　のです。ただ言わされているだけ、ただあまり深く考えずに

　表面上の言葉を述べるだけでは、あなたの塾の展望を理解して

　くれる人は出てこないでしょう。

 

 

　様々な学習塾を見てきて思うのは、業績を伸ばしている塾長、

　良い意味で周囲を巻き込める塾長は、間違いなくこのスキルが

　高いのです。塾長自身が、人の心の動きや心理学を勉強している

　からなのかもしれません。

 

 

　ギリギリ時間はあります。

　まだあなたの塾の展望を伝えていないのであれば、今からでも遅く

　はありません。

 

 

　書面にまとめたり、動画で撮影したり、掲示したり、できる範囲で

　あなたの塾の展望を伝えてください。生徒さんも、親御さんも、

　教室スタッフも、あなたの想いを聞きたいのですから。

　あなたの言葉を待っているのですから。

 

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　・・・さて、今号では以下のポイントをお伝えしました。

 

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　■「塾の展望を一番に考えられる時期は、この春」

　■「あなたの言葉で伝えなければ、相手は耳を傾けない」

　■「あなたの想いを聞きたいし、あなたの言葉を待っている」

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　今号のポイントが、あなたの塾の教室運営や学習塾経営の一助に

　なるようでしたら、これ以上嬉しいことはありません。

　

　

　

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