はじめに・・・

　11月6日（日）に、「2023年から飛躍するための始めの一歩」

　と題しまして、

　日本教育コンサルタント（JEC）協会主催の学習塾経営セミナーを

　開催しました。

 

 

　私は、パネルディスカッションの時間で参加しましたが、

　講義の間、参加者の皆さんが真剣にメモを取る姿を見て、

　とても嬉しく思いました。

 

 

　当日は予想を超える参加者となり、これまで以上の熱気も

　感じました。

　お忙しいなかご参加いただいた皆さんに、この場をお借りして

　厚く御礼申し上げます。

 

 

 

 

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　さて、本題に入ります。

 

 

　業績が良いときにはなかなか気づかない問題（潜在的な問題）

　に、私たちはどれだけ向き合うことができるでしょうか。

　また、業績が悪くなったとき、この状況からできる限り早く

　抜け出そうと行動できるでしょうか。

 

 

　業績が悪いときは、問題に向き合います。それは当たり前

　のことです。最悪、倒産するリスクもあるからです。

　だから徹底して向き合います。

　（そこから行動できるかどうか、別ですが・・・。）

 

 

　しかし、業績が良いときは、どうしても問題に向き合う意識が

　弱くなってしまいます。

　そんなときこそ、私たちに必要なのは「お金」「問題意識」では

　ないでしょうか。

 

 

　当然、業績は良いときもあれば、悪くなるときもあります。

　確かに、売上や利益が何年も、また何十年も継続して好調な

　企業は存在しますが、ずっと業績が好調なことはむしろ稀

　なのです。

 

 

　仮に業績が悪くなったとき、必要になるのは手元にある「お金」

　です。そうしたリソースがあれば、たとえ業績が悪くなった

　としても、数多くの手で対処できます。

　ただ現状を受け入れるだけでなく、どうやってこの状況から

　できる限り早く抜け出せるのかを考えて行動することに

　繋がるのです。

 

 

　そんなときに備えて、業績が良いときこそ、様々な投資はする

　にせよ、手元に「お金」を残しておく必要があります。

　これまで以上に予算や計画を立て、効果を測定し、有益な

　「お金」の使い方と残し方を考えることが大事です。

 

 

　また、あるクライアント様は、今年の季節講習で一気に

　20名以上もの生徒集客に成功できました。

　本来なら、とても満足できるのですが、このクライアント様は

　違いました。

 

 

　「高校部の指導は、課題がこれだから、もっとこういった指導が

　必要だ」とか、「さらに業績を拡大するうえで懸念材料になる

　のはこれだから、数年かけて改善していこう」とか、

　しっかりとしたビジョンや意識をもって、経営されています。

　そのための資金をしっかり蓄積していっています。

　いわゆる「問題意識」が高いステージにあるのです。

 

 

　短期的に対処できる問題もあれば、中長期的に対処すべき問題も

　あります。

　しかし、それに気づくかどうか、また行動できるかどうか、

　その根底にあるのは「問題意識」の差ではないでしょうか。

 

 

　業績が良いとここそ、良い意味で手綱を引き締め、

　どんと構えて、「お金」「問題意識」を高く持って、

　塾経営（教室運営）していってください。

 

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　・・・さて、今号では以下のポイントをお伝えしました。

 

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　■「どうやってこの状況から抜け出せるのかを考える」

　■「有益なお金の使い方と残し方を考える」

　■「行動できるかどうかの根底にあるのは、問題意識の差」

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　今号のポイントが、あなたの塾の教室運営や学習塾経営の一助に

　なるようでしたら、これ以上嬉しいことはありません。

　

　

　

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