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ただし、注意点もございます。
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この機会にぜひお申し込みください。
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さて、本題に入ります。
料金設定を考える際、大事なる視点は
「顧客（市場）」「他塾」「自塾」の3つの関連性を考えること
です。矛盾のないように設計を考える必要があります。
「顧客（市場）」「他塾」「自塾」は密接に絡んでいますし、
この3つの視点を無視した設計の塾は、いずれ市場から
淘汰されてしまいます。
「矛盾がない」というには、実はとても大切なことで、
これは塾経営に限らず、どの業種の経営においても当てはまる
のではないでしょうか。
今回の料金設計を例にすれば、矛盾が生じる場合、
何かしらの理由（ただ売上を伸ばしたい、利益を出したい等）
で自塾の視点のみが強すぎており、顧客や他塾が見えていない
ということになります。
結果、そうした料金設計の塾の多くは、売れません。
「顧客（市場）」視点は、市場性を理解することにあります。
エリアの所得水準はどれくらいか、どのような顧客層が多いのか、
どのようなニーズがあるのか、どのエリアの人口や世帯数が
増えているのか、学校や塾の周辺の環境はどうか等。
これは、専門の会社に調査してもらうこともできますが、
あくまでデータの1つです。
一番は、現場スタッフが市場を歩いて体験することであり、
顧客と直接会って話を聞くことにあります。
こうした地道な行動と分析こそ、顧客の潜在ニーズが見えて
きますし、それにより商品やサービスがより魅力的になります
し、塾における大切な財産になります。
「他塾」視点は、1つ例を出せば、
当然のことながら料金体系を把握することです。
時間単価で算出し、市場の標準的な数値を出すことです。
他塾とは常に競合しているのですから、自塾のポジションを
明確にするうえでも、とても重要な分析になります。
「自塾」視点は、1つ例を出せば、
料金が目安とする人件費率や広告宣伝費率、テナント代比率等を
ベースにして、目標とする利益率を確保できるかどうかです。
この分析が弱いと、売上は上がったとしても収益を向上する
ことができず、手元に資金が残らないようになってしまいます。
最後に・・・
「顧客（市場）」「他塾」「自塾」は密接に絡んでいます。
だからこそ、それぞれの視点をベースに料金設定を考え、
根拠を明確にすることが必要になるのです。
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・・・さて、今号では以下のポイントをお伝えしました。
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■「顧客（市場）・他塾・自塾は、密接に絡んでいる」
■「矛盾のないように設計を考える必要がある」
■「根拠を明確にすることが必要になる」
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なるようでしたら、これ以上嬉しいことはありません。
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