■学習塾経営 集客成功のカギは「受容と承認」にある!
はじめに・・・ 中期の経営計画についてご相談を受ける機会があるため、 弊社のクライアント様の経営計画の項目が参考になればと思い、 以下に記入いたします。 なお、項目のみになりますが、ご容赦ください。
・経営理念、教育理念 ・政治的、経済的、社会的、技術的な動向 ・市場動向、市場トレンド ・過去5年間の業績推移 ・業績推移から見る自塾の強みと弱み(内部環境) ・業績推移から見る自塾の機会と脅威(外部環境) ・今後3年間の改善・重点計画(教室出店、人員計画含む) ・5年後、または3年後の業績目標 ・各年度の業績目標
上記項目をベースに経営計画を立てています。 もちろん、定期的にこの計画を見直し、ブラッシュアップすることも 重要です。 いかがでしょうか。少しは参考になったでしょうか。
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さて、本題に入ります。
仮に、あなたがあるスタッフから、 「苦手科目のモチベーションの上げ方、 克服方法を生徒に伝えたい」という相談を受けたとします。 あなたは、この質問に対して、どのような回答を伝える でしょうか。
まず、苦手科目を克服するのが難しいのは当たり前のことです。 現に、お恥ずかしながら、私は大人になった今でも理科が 大の苦手です。 当然、できるなら今でも理科の勉強を避けたいと思っています。 大人がそう思っているのですから、子どもはもっとストレートに 同じ気持ちを抱くでしょう。
でも、よく振り返ってみると、その科目がなぜ苦手になったの でしょうか。 学校の授業が難しくなったからでしょうか・・・? クライアント様に話をお伺いしたり、自分の経験を思い返したり してみると、確かに上記は関連があるでしょうが、根本は 「先生」にあるのではないでしょうか。
振り返ってみると、私の場合は、小3生の頃の理科の先生に 明確な苦手意識を持ったのを記憶しています。 非常に怖い先生で、宿題を忘れた生徒には、今では考えられない ようなこともありました。 (このあたりは、ご想像にお任せします。) 詳細な理由は敢えて書きませんが、中学生の理科の先生も 苦手意識が強かったのです。 しかし、高校のときの生物の先生になって、 授業時に「そうなんだ!」というような驚きや感動、 先生の境遇と自分の境遇の相似点、先生の承認があって、 理科全般が苦手なのに生物だけは点数が取れました。 かなりざっくり書きましたが、あなたも似たような経験は ないでしょうか。
つまり・・・ 授業内容の難化といった表面的な問題も一部では関係しますが、 一番はその先生との出会い、自分の心の受け入れによって 「〇〇の科目は苦手だけれど、□□先生の授業は楽しいから、 頑張って点数を取ろう」という行動と想いが深く関係している のではないでしょうか。
これは、当然先生だけではありません。 同様のケースとして兄弟姉妹の影響もあるでしょう。 (兄弟姉妹の双方を比較してはいけませんが・・・。)
私が塾講師時代、ある生徒と親とのお問い合わせ面談の際、 生徒から「英語が大嫌い」「英語だけは勉強したくない」と 面と向かって言われたことがあります。
その当時、私はその塾で英語指導をしていたので、 「今から3か月以内に、〇〇さんが『英語が好きになった』 と言ってもらうことを約束する」とお伝えしました。
そこから、生徒のモチベーションを上げるために、 授業時に「そうなんだ!」というような驚きや感動、 私の境遇と生徒の境遇の相似点を探す、生徒の態度や 行動変容の承認を繰り返しました。 要は、高校のときの生物の先生と同様の対処です。
それから3か月して、 生徒から「英語の定期テストの点数が一番伸びた」という笑顔を もらい、そこからコンスタントに90点以上を取れるようになり、 卒塾する頃には英語が大の得意科目になったと言ってくれ、 英語コースがある高校に進学しました。
上記のケースは稀と思う方もいるかもしれませんが、 そんなことはありません。 「苦手科目のモチベーションを上げる方法、克服方法」といった 機能的な面を探すよりも、まず私たち講師を受け入れてもらう、 好きになってもらうことが大事ではないでしょうか。 そして、「〇〇の科目は苦手だけれど、□□先生の授業は 楽しいから、頑張って点数を取ろう」と思ってもらうことでは ないでしょうか。
それが、生徒さんが不自由を受け入れることにもつながります し、そうした状況下で自分に何ができるかを探すキッカケにも なるでしょう。 このメルマガをお読みのあなたなら、それができるはずです。
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・・・さて、今号では以下のポイントをお伝えしました。
============================== ■「先生との出会い、自分の心の受け入れで、状況は変わる」 ■「驚きや感動、境遇の相似点、態度や行動変容の承認」 ■「機能的な面を探すよりも、まず講師を受け入れてもらう」 ==============================
今号のポイントが、あなたの塾の教室運営や学習塾経営の一助に なるようでしたら、これ以上嬉しいことはありません。
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