■学習塾経営 集客成功のカギは「授業のチェック項目」にある!
はじめに・・・ 11月5日(日)に開催しましたJECセミナーですが、 会場、またはオンラインでのご参加で、70名近くもの方に ご参加いただき、誠にありがとうございました。
今回の私たちからの発表が、参加されました皆さまの 学習塾経営や教室運営の一助になっていましたら幸いです。
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さて、本題に入ります。
先日、あるクライアント様において、バイト講師の方々の授業を 5名分拝見しました。 その授業を通して、共通する課題点や改善案があるので、 今回はそれを共有させて頂きます。
今の時代、「良い授業をすれば人が集まる時代」ではありません。 しかし、授業は学習塾の基盤となる商品ですから、 品質管理は非常に重要なものなのです。
あなたも、バイト講師の方の授業力を少しでも良くしたい、 顧客満足につながる授業を提供したい、そうお思いでしょう。 そんなとき、以下の内容をよく観察してください。 バイト講師の方の授業チェックの際、特に気を付けて頂きたい ものばかりです。
■入り口と出口 今日の授業テーマや目的が不明確なまま、なんとなく授業を 開始しています。休み時間の延長線のまま、授業が開始されて います。授業の号令をしっかりかけるとともに、授業導入時の 工夫が必要です。また、授業の最後に、今日の授業で何を したのか、何が身についたか、目的がどこまで達成できたのか、 達成できていないなら何をすべきで、次の授業でどう対応するか を言えるようにし、締めを良くします。
■確認、指示だし 生徒が問題を解いているとき、授業報告の記入等で背中を見せて いる時間が長いです。これでは生徒を観察できません。 「ここまで大丈夫?」等の声がけや確認を意図的に行う等、 工夫が必要です。
■解説、発問 講師がヒントを出しすぎています。生徒の学力によっては、 ヒントの出し方や量を調整する必要もありますが、 これは難易度の高い授業スキルです。 ヒントを出しすぎるため、それがかえって回りくどい説明に なってしまう場合があります。 できる限りシンプルに、「A、だからBになる」という解説が 理想的です。 まずできることは、例えば講師が解説後、定期的に 「この問題の解き方を先生に教えてみて」 「ここはどうするんだっけ」と発問することです。 授業内で、双方向コミュニケーションを意識することです。 その回答内容が薄ければ生徒の理解度が薄いので、再度重点項目の 解説をする目安になります。
■板書 言葉だけの説明に終始しています。言葉だけでは生徒はイメージ できませんし、記憶や記録に残りません。しっかり重要な点は 板書するとともに、生徒にもノートに書かせる必要があります。
■承認、声のトーン 生徒が正解したら、「すごいね」「やったね」と一緒に笑顔で 喜び、生徒を承認する頻度を意識的に高める必要があります。 たとえ小さなプロセス成果であっても、その達成感を強調して ください。
いかがでしょうか。 あなたの塾のスタッフの授業も、思い当たる節があるのでは ないでしょうか。
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・・・さて、今号では以下のポイントをお伝えしました。
============================== ■「授業内で、双方向コミュニケーションを意識する」 ■「生徒を承認する頻度を意識的に高める」 ■「小さなプロセス成果であっても、その達成感を強調する」 ==============================
今号のポイントが、あなたの塾の教室運営や学習塾経営の一助に なるようでしたら、これ以上嬉しいことはありません。
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