はじめに・・・

　自身のインプットとアウトプットを強化したいと思い、

　数か月ぶりにネットで気になっていたコンサルタントの方の

　個別相談を受けました。

　（コンサルタントがコンサルタントの方に相談するというのは、

　なんとも不思議に思う方もいるかもしれませんね。）

 

 

　いや～、勉強になりました！

　ここではあまり詳しいことは書けませんが、

　「そういう考え方があるのか」「なるほど、これは取り入れよう」

　等、２時間の個別相談があっという間でした。

 

 

　新たな気付きを得られた反面、まだまだ自分軸で行動しているなぁ

　と、反省もあります・・・。

 

 

　ただ、

　ここで得た知識をクライアント様に積極的に還元し、さらに業績を

　伸ばしていけるようにしていきます！

 

 

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　さて、本題に入ります。

 

 

　早いところでは、次年度を見据えて新規開校の準備に動き出して

　いるというところもあるでしょう。

　そこで、今号では、新規開校へ向けて6つの準備項目を

　お伝えします。円滑な新規開校につなげていってください。

 

 

　新規開校を考えるうえで、ポイントとなる項目は以下の6つです。

　それは、「エリア選定」「テナント選定」「人材育成や採用」

　「通年・講習設計」「初期投資の予算確保」「広告戦術」です。

 

 

　それぞれの塾で6つの項目の重要度や優先度は異なりますが、

　おおよそこの6つに集約されるでしょう。

 

 

　「エリア選定」

　最初に1つだけのエリア選定にするのではなく、まずは複数の

　エリアを選定します。1つだけに絞ると、テナントが出てこない

　ときに開校が遅れるためです。

　また、そこからエリア分析を行い、他塾情報も収集し、自身が

　考える塾像に合うかどうかも考える必要があります。

 

 

　「テナント選定」

　人気のあるエリアでは、良いテナントはすぐに埋まります。

　それでも都心では様々なテナントが出てくるのでまだ良いですが、

　地方ではなかなかテナントが出てこない場合が多いのです。

　そのため、常にテナント情報を収集するように注意が必要です。

 

 

　「人材育成や採用」

　既存のスタッフの誰を新規開校に回すのか、その分の空いた

　人材補填は問題ないのかどうかも考える必要があります。

　また、予定していたスタッフがエリアに合う、合わないという

　問題も出てくるので、人員配置はかなり時間をかけて検討します。

　既存のスタッフでは補えない場合は新規採用に動きますが、

　採用まで時間もかかる場合もあります。

　また、いきなり採用したスタッフを新規開校に回せないので、

　育成等も踏まえてここでも時間をかける必要が出てきます。

 

 

　「通年・講習設計」

　エリア分析をしていくと、所得水準や教育熱も分かってきます。

　また、他塾情報を収集していくと、その市場のスタンダードが

　見えてきます。

　これらの観点から、市場に支持される設計、他塾優位になる設計を

　固めていきます。

　さらには、新規開校時は季節講習前に行う塾も多いので、併せて

　季節講習設計を固めておく必要があります。もちろん、料金や

　コースだけでなく、付加サービスや武器も考えます。

 

 

　「初期投資の予算確保」

　初期投資の予算確保だけでなく、その予算を何に、どれだけ使う

　のかを明確にしていきます。さらには、新規開校後の売上や

　生徒数の予算も決めていき、初期投資の回収時期も明確にします。

 

 

　「広告戦術」

　最後に重要なのが広告です。手段は言うまでもありませんが、

　大事なのは入り口と出口を考えた集客戦術です。

　最初に何で誘導し、次に何に導し、最後に何に誘導するのか、

　おおよその戦術や顧客誘導を考えます。スマートに集客しようとは

　思わないことです。限られたコストと時間、人員で、できるだけ

　多くの顧客の目につく入り口を設け、戦術を実施していきます。

 

 

　いかがでしょうか。

　これだけの準備を徹底し、新規開校前には面談RP等の

　シミュレーションをし、万全の体制で新規開校を目指して

　ください。

 

 

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　・・・さて、今号では以下のポイントをお伝えしました。

 

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　■「初期投資の回収時期も明確にする」

　■「大事なのは、入り口と出口を考えた集客戦術」

　■「スマートに集客しようとは思わない」

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　今号のポイントが、あなたの塾の教室運営や学習塾経営の一助になる

　ようでしたら、これ以上嬉しいことはありません。

 

 

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