はじめに・・・

　この１週間で、一気に冬モードに入りました。

　夜寝ていると、我が家の可愛い猫たちも、私の布団の中に

　入ってくる季節になりました。

　１匹はお腹、１匹は足元と、完全にロックされてしまいます。

　私の身動きが取れず、朝は腰痛で目を覚まします・・・。

　読者の方で、同じような（嬉しい）悩みを抱えている方は

　いませんか？いましたら、私たちは完全に猫の下僕ですね♪

 

 

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　さて、本題に入ります。

 

 

　今後（例えば次年度、次期等）、あなたの塾の重要指標とする

　目標は何でしょうか。

 

 

　例えば、ある教室スタッフが

　「前年比○％の売上アップを目標にする」と答えたとします。

　しかし、これは、果たしてあなたの塾が本当に重要とする指標

　でしょうか。

 

 

　確かに、前年比という考えはわかりやすいですし、

　相手に伝わりやすいですよね。

　しかし、これは物が売れた時代の考えではないでしょうか。

　例えば、

　「今期はこれだけ売れた、来期はさらにこれだけ売ろう」

　という予測が立てやすい時代の考え方で、ある意味で

　前年踏襲型の目標ではないでしょうか。

 

 

　塾が存続する上で大事なことの１つは収益（まずは売上）

　なので、このような考えはわかります。

　しかし、私たちはもう少しそこから深く考えなければ

　なりません。

　本当にあなたの塾が重要とする指標は「前年比」なのだろうかと。

 

 

　さらに、売上を伸ばすためには、各塾、各教室で置かれている

　状況は異なるはずです。

 

 

　ある塾では、退塾。ある塾では、お問い合わせ。

　ある塾では、入塾率。ある塾では、顧客獲得単価。

　ある塾では、これら複数が該当する等。

　そこには、決して前年踏襲型の目標ではなく、

　それぞれの塾が本当に重要にすべき指標があるはずです。

　これを今後のあなたの塾の目標にするべきです。

 

 

　もちろん、その目標を設定するだけの根拠や仮説は必要です。

　そうでないと、目標は単なる絵に描いた餅の状態であり、

　何の説得性も持たないからです。

 

 

　目標という未来軸を考える際、現在、さらにはその現象を

　起こした過去に業績改善のヒントがあります。

　だからこそ、私たちは、例えば過去3年間のデータを算出し、

　今期の塾の特徴（受験学年が多い、紹介が多い、活気がある

　学年とそうでない学年等）を加味しながら、高い目標を設定

　することが重要になります。

 

 

　そして、その数値を起こした要因を徹底して話し合い、

　そこから仮説を考え、今後起こるだろうケースを想定することも

　重要になります。

 

 

　ここまで固められれば、あなたの塾の重要指標とする目標、

　さらにはそれを達成するための方向性（戦略）や手段（戦術）

　がリンクされていき、成功の可能性を一気に高めることが

　できます。感覚ではなく、論理的に考えることが重要なのです。

 

 

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　・・・さて、今号では以下のポイントをお伝えしました。

 

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　■「あなたの塾が本当に重要とする指標は何か」

　■「現象を起こした過去に業績改善のヒントがある」

　■「感覚ではなく、論理的に考える」

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　今号のポイントが、あなたの塾の教室運営や学習塾経営の一助に

　なるようでしたら、これ以上嬉しいことはありません。

 

 

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