【集客加速術ブログ】
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はじめに―― あるクライアント様で、 毎年、堅実に目標達成を続けている塾が あります。
以前、 「何か特別な秘訣があるのですか?」 とお伺いしました。
返ってきた答えは、少し意外でした。 「計画通りに進むことは、ほぼありません」 しかし、続きがありました。 「その代わり、ズレたらすぐ直します」
そこで、気づかされたことがあります。
計画と現実がズレると、 「見立てが悪かった」と思ってしまいます。 しかし、成果を出す現場ほど、 予測通りには進まないものです。
成果の違いは、 外さないことではありません。 ズレた時に、すぐ修正することです。
目標達成とは、 予測力ではなく、修正力なのです。
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さて、本題に入ります。
あなたの塾は、学習指導や生徒指導等、 様々なマニュアルやチェックリストが あるでしょう。
では、そのマニュアルやチェックリストは どこまで再現性の高い内容に なっているでしょうか。
マニュアルやチェックリストを作成するのは、 多くの場合、塾長でしょう。
ただし、塾長のレベルで作成しても、 実はそれは 「塾長だからできる」という内容に なっていないでしょうか。
こうした構成の場合、 現場スタッフに大きな負担がかかります。 そもそも、塾長と現場スタッフとでは、 経験も知識も差があるのですから。
すると、どうなるでしょうか。 現場スタッフからすれば―― 「この内容は難しく、自分にはできない」 「できるようになるためには、 どうすれば良いのか分からない」 こうした不安や不満が積み重なります。
しかも厄介なのは、 その声が塾長に届かないことです。 気付かないうちに現場は止まり、 ある日突然「退職意向」が出ます。
そして、その裏側では――
・採用にかけたコストが無駄になる ・育成に使った時間がすべてリセットされる ・現場の質が一気に下がる ・既存生徒の満足度が落ちる ・紹介が止まる
つまり、気付かないうちに、 経営そのものが崩れ始めるのです。
ここで多くの塾長は、こう考えます。 「もっと分かりやすく伝えよう」 「研修を増やそう」 「できるまで指導しよう」 しかし――これはすべてズレています。
問題は“伝え方”ではありません。 マニュアルの設計そのものにあります。
そもそもそのマニュアルは、 「できる人の思考」を 前提にしていないでしょうか。
・状況を見て判断する ・適切に声をかける ・理解度を見極める
一見正しいです。 ですがこれはすべて、 経験者の“無意識の判断”です。
つまり、再現するための“手順”が 存在していないのです。 この状態でいくら教育しても、 現場は変わりません。
では、どうすれば良いでしょうか。
結論は明確です。 「新人が、 迷わず・止まらず・同じ結果を出せるレベル」 まで落とし込むことです。
ここからは、その具体例を見ていきます。
■1. 考えなくても動けるレベルまで分解する
「理解度を確認する」 これはマニュアルではありません。 ただの理想論です。ですから、こう変えます。
・問題を1問解かせる ・途中式を書かせる ・手が止まったら30秒待つ ・止まった箇所を指で示させる ・「ここは何をしようとした?」と聞く
ここまで落とします。 思考ではなく、行動で書きます。 これが最低条件です。
■2. 「できた/できていない」を定義する
現場が崩れる原因はシンプルです。 判断基準がバラバラだからです。 だから定義します。
「理解できている状態」とは何か。
・自力で解ける ・途中式に迷いがない ・説明できる
この3つが揃って、初めて「理解」とします。
さらに、
・2問連続正解でOK ・1問でも詰まれば再説明
ここまで数値化します。 状態を言語化し、判断を統一します。
■3. 次の行動を自動化する
現場が止まる瞬間は決まっています。 「次に何をすればいいか分からない」時です。 だから先に決めておきます。
・できた → 次の単元へ ・できない → 同レベルの類題 ・2回できない → 解説に戻る
ここまで設計します。 判断させない、分岐させます。
ここまでやって初めて、
・誰がやっても ・どの時間帯でも ・どの生徒でも
結果が安定します。 つまり、 「人に依存しない現場」が完成するのです。
ここで、1つだけ現実をお伝えします。 同じエリアで、 同じような生徒層、同じような価格帯の 2つの塾があったとします。
片方は、
・マニュアルが分解されている ・基準が明確 ・誰でも再現できる
もう片方は、
・抽象的 ・判断依存 ・属人化している
結果はどうなるでしょうか。
前者は、
・新人でも安定した指導ができる ・保護者の評価が揃う ・紹介が自然に増える
後者は、
・担当によって質がバラつく ・クレームが出る ・紹介が止まる
そして数ヶ月後、“同じ条件なのに、 まったく違う結果”になります。 差は能力ではない、設計です。
では、最後に。 今すぐ、1つだけ実践してください。
あなたの塾のマニュアルを1つ開き、 その中の「たった1項目」で良いです。
・抽象的な表現を1つ見つける ・それを“行動レベル”に分解する ・「できた状態」を定義する ・次の行動まで決める
ここまで、5分でいいので実践してください。 これをやるか、やらないかで、 半年後の現場は確実に変わります。
マニュアルの目的は、 作ることではありません。 現場を回すことです。
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さて、 今号では以下のポイントをお伝えしました。
==================== ■「考えなくても動けるレベルまで分解」 ■「“できた/できていない”を定義」 ■「次の行動を自動化する」 ====================
今号のポイントが、あなたの塾の教室運営や 学習塾経営の一助になるようでしたら、 これ以上嬉しいことはありません。
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