       ■学習塾経営 集客成功のカギは「役割と権限の相乗」にある！
あなたの塾ではこのようなことはありませんか…？
毎月(or毎週)決まった日時で教室運営の改善のために、 ミーティングを行っています。
そのミーティングでは通常は経営者様以外に各セッションの リーダー複数名(or各教室長)の方が参加されます。 しかし、その日は経営者様に急用があり、リーダーの方々 (各教室長の方々)のみでのミーティングになりました。
そこで様々な変革案を共有したり、議論したりしましたが、 最終的には「自分たちの一存では決められない」ということに なりました。
これはリーダーという立場上ある意味致し方ありませんが、 実はこうした組織体系が変革を遅くさせるということもあります。
変革のスピードが遅い理由は参画者のスキル、マインド等、他にも 様々な理由がありますが、組織体系に問題がある場合、 『役割だけを与えて権限を与えていない』ということがあります。
例えば、上記のクライアント様で言えば、 「ミーティングに参加する」という役割、「リーダー(教室長)」と いう役割だけを与えているということです。
一番は、役割と権限をセットで与えることです。 例えば教室長などの役割を与えるということは、一定以上のスキルが あるということでしょう。そうであるならば、教室経営や教室運営で 一定の権限も与えることが得策です。
例えば、 「予算●円までコストをかけられる」「プロジェクトメンバーの 人選を決定できる」「ミーティングで決まったことは教室運営に 生かす」「教室運営の方針やシナリオ、予算を組める」等、 その役割に応じた権限もセットで与えることです。
勿論「予算●円」といっても、その用途や意図、効果予測等の企画 や企画書の提出は必要です。
運営方針やシナリオ、それをもとに予算を組むとしても、会社は その予算で経営を考えますから、厳しい目で予算発表の場を設ける こと、予実分析の発表の場を設けることも必要です。
そこまで権限を与えることができなくても、例えば「進捗状況も 含めて、報告や相談があれば、自由に教室を運営して良い」 ということでも良いと思います。
こうすることで、まず何が変わるか。それは参画者の意識でしょう。 自分たちは「経営、運営の一端を担っている」という意識が生まれ やすくなります。
さらに、プロジェクトやミーティングそのものの価値も高まり やすくなります。
注意することは、「役割と権限を与える」ということは、そこに 「責任」も生まれるということです。責任の所在が不明確なまま では、役割と権限が形骸化しかねません。
「責任」となると、どうしても尻込みしてしまう方もいるでしょう。 誰しも失敗はしたくありませんから、その気持ちは理解できます。 しかしそうした方に「役割」を与えて、教室は変革できるでしょう か。 「権限」を与えて、教室は良い方向に進むでしょうか。
小さな実験を繰り返し、小さな失敗も繰り返し、組織は成長すると 思います。大事なのは、この状況下で次に何の一手を取るかという ことではないでしょうか。
誰に対して何の役割と権限を与えるか。 そうしたことも私たち経営者は考える必要があります。
逆に考えれば、成果が出れば当然何かしらの報酬が必要になります。
「役割と権限を与える」ことなく、ただ「役割」だけを与えても、 人は成長できません。組織は強くなりません。
あなたの塾ではいかがですか。 部下の方の意識改革も含めて、「役割と権限をセット」で与えて いますか。
あなたの塾ではいかがでしょうか。 もっと詳細を聞きたいという方は、一度お気軽にお問い合わせ くださいませ。あなたからのご相談、心よりお待ちしております。
 
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