■学習塾経営 集客成功のカギは「全体講師会4つの柱」にある!
ここ数週間、クライアント様方の全体講師会に参加する機会が 増えています。 ちょうど新学期開始のタイミング、または大型連休のタイミングと 重なりますから、この時期に全体講師会を企画して実施している 塾が多いのかもしれませんね。
しかし、なかには単なる連絡事項の確認で終わる全体講師会も ありますから、「せっかく会議給を出しているし、全体で集まる 良い機会なのだから、より良い会議にしたい」と思われている方も いらっしゃるでしょう。 そこで、私がクライアント様に全体講師会を行う上でお願いして いることを以下に記入していきます。 ─────────────────────────────── ■「全体講師会4つの柱」 ─────────────────────────────── 以下に、全体講師会を開催するにあたり、お考えになって頂きたい 4つの柱を記入致します。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ■運営の共有 ■団結力の強化 ■プレゼン能力の向上 ■有益情報の伝達 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 人を育てること、部下を自塾の戦力に育成することは、 とても大変です。 全体で10あるうちの2〜3を伝えれば実行できる部下は そういません。 そこには部下の行動に繋げるために、様々な取り組みの『工夫』 が必要になります。そうした工夫の積み重ねが、実は塾長自体の スキルアップにも繋がります。 基本、部下は塾長以上に成長することはできないと私は思って います。(これは講師と生徒さんも同じでしょう。生徒さんが 講師以上の学力に伸びるということはそうありません。) 勿論例外もありますが、そうした優秀な部下に出会えることは そうありません。 であるならば、結局のところ塾長のスキルを高めることが組織全体 のボトムアップに繋がるということでもあるのです。塾長のスキル が伸びることで、部下の成長範囲が広がるのです。 「今年こそ組織力を高めたい」、これは複数展開している塾様、 業績堅調な塾様が悩まれることの1つです。 勿論弊社クライアント様も同様の悩みを抱えています。 あなたも同じ悩みをお持ちでしたら、以下の内容を参考にしてみて ください。 塾長の仕事の1つは「育成」ですから、ここは根気強く取り組んで 頂きたいものです。 ─────────────────────────────── ■「運営の共有」 ─────────────────────────────── 全体の「理念、年間方針、月間戦略」を塾長が1人称で語って ください。そのうえで、該当月の「個々の部下の行動指針や目的、 目標、計画」を明示して、個々のミッションを明確化してみて ください。 能力の高い部下、見込みのある部下であれば、自身のミッションを 全体の前で発表させてください。 全体の前で発表することで、良い意味での「緊張感や強制力」が 生まれます。 ─────────────────────────────── ■「団結力の強化」 ─────────────────────────────── 全体で会議を行うことのメリットは集団化意識を強められること です。 部下はあなたの想いを聞きたいのですから、 ただ「理念、年間方針、月間戦略」を全体の前で発表するのだけは やめてください。 そこにはそう考えた理由やあなたの想い、実施後の成長像があるの ですから、それをしっかり全体に伝えてください。 ─────────────────────────────── ■「プレゼン能力の向上」 ─────────────────────────────── 前述のとおり一番やってはいけない全体講師会議は、塾長がただ 事実関係を淡々と説明することです。それだけなら全体で集まる 必要はありませんし、事前に紙を配布すれば良いだけです。 ですから、「部下が主役になれる時間」を意図的に全体講師会の 中に組み込んでほしいのです。 例えば、前月のミッション遂行度や課題、解決策を発表してもらう ことです。部下に発表させることで、少しずつでも良いので 主体性を持って会議に参加してもらいましょう。 責任を持たせましょう。 部下の思考をレベルアップさせましょう。 良い緊張感を持たせましょう。 ─────────────────────────────── ■「有益情報の伝達」 ─────────────────────────────── 一番は、部下が「この会議に参加して良かった」と思ってもらう ことです。そうでないと、次の会議の参加率は低下するだけです。 わざわざ時間を割いてでも全体講師会に参加するだけの ベネフィットがないからです。 例えば、日頃から部下の授業や顧客対応を常に観察していれば、 解決のためのケーススタディや自身の知識を直接指導できます。 部下が悩んでいることをこの場で解決できる、そうした有益情報を 提供しましょう。 個々の部下への指導は勿論大事です。集団で行うことは、それが 効率的にできるということです。 最後に・・・。 全体講師会に力を入れるのは良いことですが、個々への指導も 同様に力を入れてください。全体の指導でできること、 個々の指導でできること、その両輪にエネルギーを入れることが 組織力の強化に繋がります。 例えば複数教室展開の塾ならば、全体講師会議のあとに、個々の 教室を循環してミッションがしっかり遂行されているかどうかを チェックしてください。人はチェックしないと怠けるものです から。 そこで、必要ならば個々への指導を行い、次回の全体講師会議では 良い成果を発表してもらえるように(部下の意欲が高まるように) 工夫してください。
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