初めてお伺いする教室は、緊張します。

　前日に電車の時刻表や駅からのルートを何度か確認し、HPでも

　確認し、行き方が間違えないように注意するくらいです。

　

　

　そんなこんなで、先日ある教室に初訪問させて頂いたのですが、

　初訪問の際はどの塾様でも教室内外をじっくり見させて頂きます。

　流行している塾と、あと一歩の塾の1つの差は、内観や外観に

　表れやすいからです。

　(相談されている塾様からすれば、あまり良い気持ちにはならない

　のですが・・・。)

　

　

　

　

　───────────────────────────────

　■「意図とアピール」

　───────────────────────────────

　

　流行している塾は、掲示1つ1つに意図があり、注意して掲示場所

　も決めます。

　

　

　その逆に、あと一歩の塾は、掲示内容や場所にあまり意図を

　感じないのです。例えば、通行人から最も目立つ場所に業者テスト

　のポスターや各種検定協会からもらったポスター、学校案内

　ポスターを掲示しているところがあります。

　本来ならば、そこは通塾成果や塾独自の売りなど、塾がまだ見ぬ

　顧客にアピールしたい内容を訴求すべきなのですが、安易に

　業者からもらったポスターを掲示しているのです。

　

　

　もしその塾の売りが各種検定の合格率なのでしたら、協会から

　送られたポスターを掲示するのではなく、例えば合格率を大きく

　アピールする、その秘訣や実績・体験者の声をアピールする、

　出口である検定対策をアピールする等、その塾だけの情報を

　開示すべきでしょう。

　

　

　ところが、あと一歩の塾は掲示の重要性は認識しているものの、

　作成にあまり時間をかけたくない(or面倒or掲示作成のスキルが

　ない)と思いますから、安易に業者などからもらったポスターを

　掲示してしまうのです。

　

　

　そうすると、教室内外は整理・整頓・清潔なのですが、どこか

　バランスの悪さや寂しさを醸し出してしまい、教室雰囲気や活気が

　弱い状態に見えてしまうのです。

　

　

　もし意図を持って掲示できていないとお思いでしたら、自分が

　顧客と想定して、外周、玄関、教室内を見てください。

　

　

　外周なら、あなたの塾の特長を「7秒以内」「10文字以内」で訴求

　する掲示があるかどうかを考えてください。なぜなら、歩行者が

　ぱっと見て認識できる数値だからです。

　玄関なら、顧客が最初に目に入る場所はどこか、そこには適切な

　掲示がされているのかどうかを考えてください。

　教室内なら、例えば来塾面談される場所から教室内を見た際に、

　適切な掲示がされているのかどうかを考えてください。

　(これらは、当然教室内外が整理・整頓・清潔な状態であることが

　前提です。)

　

　

　

　

　───────────────────────────────

　■「掲示の目的」

　───────────────────────────────

　

　弊社が考える掲示の目的は・・・

　−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

　■「インパクト」

　■「ベネフィット」

　■「コミュニケーション」

　−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

　

　上記にあると考えています。

　インパクトがなければ、まず見てくれませんし、認識して

　くれません。ベネフィットが分からなければ、その塾の期待感を

　醸成できません。

　掲示を通してコミュ二ケーションを図れなければ、単なる一方通行

　のアピールになるだけです。

　

　

　では、それらの目的を具体化するためには、どのような掲示が

　最低限必要なのでしょうか・・・。

　また、あと一歩の塾には、その他にどのような特徴や問題がある

　のでしょうか・・・。

　

　

　このあたりは、また次回以降のメルマガで記入したいと思います。

　

　

　

　■HPトップへ戻る　　　　■ブログトップへ戻る