あなたの塾は、お母さんとの関係性は良好ですか。

　

　

　クライアント様のミーティング出張後はファミレスで仕事をする

　ことがありますが、特に平日の夕方頃までお母さん同士が集まって

　世間話をしている場面をよく見ます。

　

　

　そんなとき、会話のなかに「塾」というキーワードが耳に

　入りました。(決して盗み聞きをしていた訳ではありませんよ。

　念のため・・・。)

　

　

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　■「周りのお子さんはどんな塾に通っているのか」

　■「その塾長の対応が良いこと、または不満に思っていること」

　■「塾の料金比較」

　■「通っている塾の紹介＋体験授業の紹介」

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　・・・およそ4つのテーマで話し合っていました。

　

　

　こうした場面に出くわすのは1回や2回どころではありません。

　結構な確率で同じような場面に出会います。

　

　

　

　

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　■「ネットワーク」

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　お子さん同士が学校で塾の話をすることは少ないのです。

　では、どこから塾の情報を仕入れているのか。

　それは冒頭でも書きましたように、お母さん同士のネットワーク

　から情報を入手しています。

　

　

　不満や不安などのネガティブ要素は、その場をまとめやすいです。

　良い評判よりも悪い評判が広がりやすいという理由も、

　分かります。

　私たちは、「私たちの知らないネットワークや場所で塾の話を

　されているのだ」ということを常に意識する必要があります。

　

　

　そして、料金はかなりシビアです。今回のお母さん同士の話では

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　■「ここまでの対応しかしてくれないのに、授業料の請求をして

　　くる」

　■「本当はこうしてほしいのに気がついてくれない、

　　だから授業料が高く感じる」

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　・・・そんな会話の流れに進んでいました。

　

　

　要は・・・

　「商品の指導効果やサービスの付加価値を実感できない」ので、

　料金を支払うことに不満を持っています。しかし「その不満を

　なかなか塾に言い出せない、だからタイミングを見て退塾する」

　という内容でした。

　

　

　この話を受けて、「私のクライアント様に、もう一度親御さんとの

　関係づくりを強化してもらおう」、そう強く思いました。

　

　

　一説には「不満を直接言う人は全体の4%程度」であり、

　残り96%は不満を持っても伝えず、タイミングを見て離脱します。

　そうしますと、私たちはこの96%の人にどう対応すれば良いのか、

　常に考えなければなりません。

　

　

　

　

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　■「関係づくり」

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　12月～1月はもう一度親御さんとの関係構築を強化してください。

　(勿論、受験指導のラストスパートで大変なのは重々承知して

　 います)

　すべては「学年末テストの有料講座提案」「春期・新年度提案」

　を円滑にするためであり、顧客創造期に口コミや紹介を生むため

　です。

　

　

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　■「ブログで教室内の出来事の自己開示」

　■「塾長や教室スタッフの生徒さんにかける想い」

　■「書面で有益情報や総括成果のアピール」

　■「家庭連絡の強化」

　■「生徒面談や保護者面談の強化」

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　・・・上記は当たり前のことですが、まずはシナリオの頻度を

　今まで以上に増やしてください。

　家庭連絡や面談時に「ご自宅での〇〇さんの様子はどうですか」

　等、親御さんが不満を言える機会を意図的に設けてください。

　その不満の解決策だけでなく、お母さんも知らない塾での

　お子さんの様子(頑張り、前向きな態度や姿勢)を伝えてみて

　ください。

　その姿をイメージできたお母さんはとても嬉しくなり、

　塾長との話に価値を見出すでしょう。

　

　

　こうした少しの工夫でも、96%の人に最大限の効果を

　発揮できます。

　あとは実施するかどうか、あなたの決心しだいです。

　

　

　

　

　・・・さて、今号では以下のポイントをお伝えしました。

　

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　■「私たちの知らないネットワークや場所で塾の話をされている」

　■「不満を直接言う人は全体の4%程度」

　■「少しの工夫でも、96%の人に最大限の効果を発揮できる」

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　今号のポイントが、あなたの塾の教室運営や学習塾経営の一助に

　なるようでしたら、これ以上嬉しいことはありません。

　

　

　

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