■学習塾経営 集客成功のカギは「思いの乖離を埋める」にある!
あなたの塾は、こちらの考えや思いを相手に押し付けすぎていない でしょうか・・・。 確かに・・・ あなたの塾の思いや考えの筆頭となる塾の理念は、大切です。 その理念に共感、共鳴してくれた顧客が、あなたの塾に興味を 持ち、様々な情報を入手しようと動いてくれるからです。 入口はそれで良いのです。 良い意味で、こちらの思いを相手に押し付けることになりますが、 そうでないと顧客はあなたの塾に振り向かないですし、どんな塾 かもアピールできないだけですから。 肝心なのは、そのあとです。 実際にお問い合わせをされた顧客、あなたの話を聞こうと興味を 持った顧客に対して、以下のような場合も想定して対処する必要が あります。 おそらく多くの塾では、母親からのお問い合わせが多いでしょう。 その母親にも子どもを第一に考えた思いがあります。その思いは 決して学習アドバイスとして具体的でないにせよ、そこには母親 としての思いがあるのです。 この母親の思いを聞かず、または聞いても具現化せず表面上の 悩みを聞くだけで、自身の塾の対処のみを押し通してしまうような 場合、母親は自身の思いを否定された、拒否されたと思うだけです から、その先の誘導はうまくいきません。 (そもそも母親の思いは、抽象的で具現化できていないことが多い でしょう。だからこそ、思いの「見える化=具現化」が必要なの です。) 私たちはプロですから、自分の考えに自信を持っているでしょう。 しかし、母親の思いとあなたの考えに乖離がある場合、それを否定 してまで自分の考えを押し通してしまうと、あなたの考えの説得力 や通塾期待力など様々なものが崩れていくのです。 私たちは人なのですから、思いに乖離があって当然なのです。 その乖離をどうやって埋めていくのか、どこから優先的に埋めて いくのか・・・。 相手の思いを否定するのではなく、 「こんな考え方もあるのか・・・」と、母親に新しい価値を上書き していく、そんな対応ができる講師こそ、真のプロなのだと 私は考えます。 上記は言葉で言うのは簡単ですが、そんな易しいものでは ありません。ときに失敗もするかもしれません。 その場合、そこから何を学ぶかが大事です。顧客の潜在的な不満 以上の「満足」を提供できる代替案を考えて、提案し、行動するの です。
・・・さて、今号では以下のポイントをお伝えしました。 ============================== ■「こちらの考えや思いを相手に押し付けすぎてはいけない」 ■「母親としての思いがあることを理解する」 ■「私たちは人なのだから、思いに乖離があって当然」 ============================== 今号のポイントが、あなたの塾の教室運営や学習塾経営の一助に なるようでしたら、これ以上嬉しいことはありません。
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