以下の内容は1年以上前に書いた内容ですが、市場景況の悪化等、

　学習塾を取り巻く環境が厳しさを増しているからこそ、再度お読み

　頂きたいと思い、再掲載させて頂きます。　

　(※紙面に限りがあるため、ポイントのみの記載)

 

 

　学習塾には本来5つの価値があります。

　それらの価値をしっかり提供できている塾が本物の塾であり、

　市場景況が苦境になろうとも顧客から選ばれ続ける塾になります。

 

 

　その価値とは、以下の5つあります。それは・・・

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　■「人的価値」

　■「指導価値」

　■「成果価値」

　■「関係価値」

　■「空間価値」

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　当然、塾長や担当講師の魅力がなければ、塾経営は成立しません。

　そして、塾長が個々の顧客にどんな指導提案をするのか、その提案

　に顧客が価値を実感できなければ継続した塾運営はできません。

　これが「人的価値」「指導価値」です。

 

 

　授業、付加商品、付加サービスという指導価値を受けた顧客は

　どのようなプロセス成果を実感できたのか、どんな成績成果を実感

　できたのか、こうした価値の実感が「成果価値」です。

　さらには、成果を実感できた個客からリアルな声を収集し、それら

　を総括成果として既存客や外部にアピールするというのも

　「成果価値」を押し上げることになります。

 

 

　いま私が一番大事な価値だと考えているのが「関係価値」です。

　顧客との関係構築やコミュニケーションにより、一人ひとりの顧客

　に向き合うことが大事なのは言うまでもありません。

　さらに対人関係の心理学を勉強し、円滑な関係構築ができることで

　この価値は大きく高まります。そして、教室スタッフとの関係構築

　もこの価値に含まれます。

 

 

　お子さんの意欲を高めるのも、お子さんの学習態度や姿勢が変わる

　のも、単純に考えれば「お子さんはその講師が好きかどうか」。

　感情が学習の仲介役になります。そうであるならば、特に個別指導

　の場合、塾長含む講師の関係価値や関係構築が最重要になります。

 

 

　また、人材の応募や獲得がますます難しくなっている昨今、

　教室スタッフとの良好な関係づくりもますます大事になってきます。

　フラットな組織にする必要はありませんが、

　スタッフが「働きやすい」「継続して勤務したい」と思って

　もらえるために、私たちができることは何かしっかり考えることも

　大事です。

 

 

　最後の「空間価値」ですが、整理・整頓・清潔な学習空間は

　当たり前のこととして、内観や外観であなたの塾の成果価値、

　通塾ベネフィットをしっかりアピールできているかどうかも考えて

　ください。

 

 

　いかがでしょうか。

　あなたの塾では、上記の5つの価値を顧客に、また教室スタッフに

　提供できているでしょうか。

 

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　・・・さて、今号では以下のポイントをお伝えしました。

 

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　■「学習塾には本来5つの価値がある」

　■「一番大事な価値だと考えているのが関係価値の提供」

　■「感情が学習の仲介役になる」

　＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

 

 

　今号のポイントが、あなたの塾の教室運営や学習塾経営の一助に

　なるようでしたら、これ以上嬉しいことはありません。

　

　

　

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