クライアント様で、2025年へ向けた経営計画を考えているところが

　あります。2025年というと少し先の話にはなりますが、店舗展開

　やそのための社員採用、育成、組織展開などを総合的に考えると、

　時間があってないようなものです。

 

 

　このクライアント様とは10年近くのお付き合いになりますが、

　順調に教室数も売上も伸ばしてきました。今では1億円をはるかに

　超える売上となり、さらに飛躍するために、2025年へ向けた経営

　計画を考えています。それだけ、このクライアント様のステージが

　上がったという証でもあります。

 

 

　これまでの教室展開を分析し、そのデータを蓄積していくと、

　スタンダードな教室モデルが分かってきます。生徒数や収益だけで

　なく、生徒単価、講師在籍数に至るまで、およその標準値が分かる

　のです。

 

 

　つまり、このクライアント様の得意とする教室モデルができていく

　ということです。このモデル蓄積ができてくれば、一定の教室数に

　なれば、その先はさらに新規出店の速度が上がっていきます。

 

 

　その標準値をベースにして、どのエリアに新規出店するかを決めて

　いきます。

　例えば、既存教室と同等の生徒単価を維持していく設計にするので

　あれば新規エリアもその単価を支出できるだけのところに絞る必要

　があります。

　こうして、これまでのデータをもとに予測を立てて分析していく

　と、およその1教室当たりの年間売上見込み、投資回収ライン、

　社員数、生徒数などのベースが分かってきます。

 

 

　これらのベースが分かれば、新規出店して次の出店までの妥当な

　期間も分かってくるので、2025年へ向けた売上目標も明確に

　できてくるのです。

　このクライアント様の売上目標や教室展開など、詳細はここでは

　記載しませんが、ここからさらに様々な数値を140%以上伸ばそう

　としていることだけはお伝えしておきます。

 

 

　ここまでくれば、そのためにあとどれだけの人材が必要かも見えて

　きます。そのための予算も分かってくるので、経営計画に予め

　組み入れておけます。

 

 

　また、2025年の経営計画を達成するために、現状分析や段階的な

　解決策も必要になります。今、このクライアント様とは、ここが

　メインの議題になっていると言ってよいです。

 

 

　それぞれの塾には、それぞれのステージがあります。

　まずは年商2,500万円から3,000万円を超えるステージを目指して

　いるところもあれば、上述のように、さらに上の段階に進み、

　例えば1億円以上のステージに立っているところもあります。

 

 

　それぞれのステージで見える景色は異なりますし、必要な判断基準、

　材料も異なりますが、もしあなたの塾のステージを加速して成長

　したいのであれば、変えてはいけないもの、または今までとは違う

　思考も必要になります。

 

 

　そうした意味では、今回のクライアント様の事例は参考になるの

　ではないでしょうか。

 

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　・・・さて、今号では以下のポイントをお伝えしました。

 

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　■「これまでの教室展開を分析し、そのデータを蓄積していく」

　■「クライアント様の得意とする教室モデルができていく」

　■「変えてはいけないもの、また今までとは違う思考も必要」

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　今号のポイントが、あなたの塾の教室運営や学習塾経営の一助に

　なるようでしたら、これ以上嬉しいことはありません。

　

　

　

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