集客において大事なことの1つは、「多面化」です。

　特に、「集客の入り口の多面化」が重要になります。

 

 

　例えば、一昔前の集客は「チラシ→HP→お問い合わせ」でした。

　ある意味、入り口はチラシがメインで、今のような多面化が

　できていませんでした。

 

 

　もちろん、広告効果性が弱くなったからと言って、チラシを全く

　入れないという塾はそうないでしょうし、エリアによっては

　新聞折り込みではなく、ポスティングに切り替えて対応している

　というところもあるでしょう。

　折り込み、ポスティングと、何を活用して広告宣伝するかという

　手法は変化していますが、チラシ自体が集客の入り口であることに

　変わりはありません。

 

 

　しかし、チラシはあくまで「今すぐ客」によるお問い合わせ媒体

　だと考えて良いでしょう。なかには、例外として、例えば数か月前

　にポスティングしたチラシを持参してお問い合わせする顧客も

　いますが、チラシが投函されたときにお問い合わせの行動をして

　いないのですから、そのときは「今すぐ客」ではなかったのです。

 

 

　そこから様々なSNSやWebツールが生まれ、一気に「集客の多

　面化」を考える必要性が高まりました。それだけ、顧客が情報を

　自主的に入手し、選択できるように変わったともいえます。

 

 

　つまり、チラシやHPの集客媒体だけでは、顧客に届きにくい

　ということになるのです。媒体や手段が少なければ、どんなに良い

　ことを書いていても他の情報に埋もれてしまうのです。

　そのため、できるだけ「集客の多面化」を導入し、まずは情報が

　埋もれない（顧客が様々な媒体から情報に接する）場面を意図して

　作り上げていく必要があります。

 

 

　しかし、「集客の多面化」といっても、少し考えるだけで様々な

　手法や媒体が思い浮かぶでしょう。さらに、資源も有限である

　ため、なんでもかんでも「集客の多面化」に動くというのは危険

　です。

 

 

　大事なのは、それぞれの手法や媒体の特徴を理解し、徐々に集客を

　多面化していくことです。

 

 

　さて、

　先述の通り、「集客の多面化」でまず思い浮かぶのがSNSや

　Webツールでしょう。

　確かに、SNSやWebツールは集客に有効的なのは言うまでも

　ありません。特徴として、気軽に情報を入手できること、情報発信

　の拡散力があることです。

　しかし、そこからお問い合わせにすぐにつながるというものでも

　ないでしょう。継続的な更新と同時に、さらに興味性を高めた顧客

　には、例えばメルマガやライン登録等、次の誘導先（＝会員に

　なってもらう）が必要になります。

 

 

　例えば・・・

　入り口で、あなたに合ったSNSやWebツールを活用した多面化を

　行い、次にメルマガやライン登録等、次の誘導の多面化を行い、

　最終的に紹介も含めて塾へのお問い合わせにつなげる、

　こうした設計図を生み出していってください。

 

 

　また、「集客の多面化」において、こちらから提供する情報は

　できる限りタイムリーなものでなければなりません。情報には

　鮮度があるからです。これも、情報が埋もれない（顧客が様々な

　媒体から情報に接する）ために、大切なことです。

 

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　・・・さて、今号では以下のポイントをお伝えしました。

 

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　■「集客の入り口の多面化が重要」

　■「それぞれの手法や媒体の特徴を理解する」

　■「こちらから提供する情報は、できる限りタイムリーなもの」

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　今号のポイントが、あなたの塾の教室運営や学習塾経営の一助に

　なるようでしたら、これ以上嬉しいことはありません。

　

　

　

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