はじめに・・・
弊社のクライアント様の場合、その多くで
冬期講習前後の時期でのお問い合わせや入塾が増えています。
（※10月中旬から11月中旬あたり、または
1月中旬から2月中旬あたり）
仮に冬期講習販促のお問い合わせ数を「1」とするのなら、
現在のお問い合わせ数は「2」から「3」くらいになっています。
昨今の経済動向から、
できる限り少ない投資で、また短い期間で、学校成績等の成果を
出してほしいという層が増えているのでしょう。
または、ニーズが表面化し、本当に必要だと判断した場合に
購入するという層が増えているのでしょう。
今後、ますます季節講習で外部集客する時代ではなくなっていく
のかもしれません。
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さて、本題に入ります。
組織の理想像は、その組織の存在意義や社会的使命を
全員が共有できていれば、様々な制限をかけずに
自由に行動してもらうことです。
自由な行動が自由な発想を生みます。
もちろん、そのためには双方の信頼が重要になります。
このような組織は「それは誰のため」「何のため」という
本質を理解できているのですから、本質からぶれた
自分軸での判断ができにくくなります。
また、塾長も思い切ってスタッフに仕事を任せることが
できます。
しかし、現実はそううまくいかないですよね。
人はどうしても自分の得意なことを優先してしまいますし、
結果として自己流で行動しようとしてしまいます。
そうした組織の行動に悩む塾長も多いのですが、
むしろそれが当たり前のことでもあるのです。
では、どうすれば良いのでしょうか。
このまま何も手を加えずにスタッフの球拾いに徹し続ける
べきなのでしょうか。
これには様々な回答があるでしょうが、
私はまず行動させることにあると考えています。
もちろん、その行動の意義や目的は伝えますが、
あれこれ説明するよりもまずはやって見せ、
一緒に行動する（行動させる）ことに焦点を絞ります。
当然、最初からうまくはいなかいでしょう。
しかし、それは当たり前のことです。
なぜなら、塾長と同じことができるスタッフはそういない
ですし、そのためのフォローや球拾いは塾長として
求められるスキルでもあるのですから。
もちろん、スタッフのスキルや経験に応じて、
どこまで行動させるかを見極める視点は必要ですが、
まず行動させることに徹します。
行動させること、継続させることにより、
徐々にスタッフはその行動の意義や目的が分かってきます。
なんとなくできていたことが、何度も何度も実践することで、
再現性ができてきます。
その行動の意義や目的が、「誰のため」「何のため」、
さらにはそれが「自分の成長のため」ということが
分かってくると、そこから一気にスタッフの成長速度が
上がっていきます。
この段階にたどり着いたスタッフとは信頼関係ができているので、
先ほどの組織の理想像となる「様々な制限をかけずに自由に
行動してもらうこと」につながっていくのです。
すると、
「この行動にこんな付加価値を足せば、もっと顧客は喜んで
くれるのではないか」と考えらえるようになります。
例えば、ただ生徒さんの目標を掲示するだけでなく、
そこに一言の応援メッセージを直筆で足したら価値が高まる
のではないかと創意工夫するようになります。
その行動を承認することで、さらに「誰のため」「何のため」
という目的や意義のステージが上がるのです。
もちろん、塾長も上記を頭で理解するだけでなく、
自ら行動して身につける必要があります。
あれこれ考えることも大事ですが、結果としてそれにより
行動できないのであれば、考えを転換してください。
まず行動することに重点を置いてください。
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・・・さて、今号では以下のポイントをお伝えしました。
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■「まず行動させること」
■「その行動の意義や目的が分かってくる」
■「創意工夫するようになる」
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なるようでしたら、これ以上嬉しいことはありません。
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